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BANANA DREAM

少女漫画BANANAFISHの二次創作ブログです。アッシュと英二の幸せな日常話を中心に、バナナフィッシュのキャラクター達とのギャグ・パロディ創作小説を掲載しています。
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もしも英二がアッシュにお守りを渡すなら
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    らぶばなです。BANANA DREAMをお読みいただき
    ありがとうございます。

    土・日曜は大雨でしたね。皆さまのお住まいの場所は
    大丈夫でしたか?地域によっては被害があったところも
    あるようです。どうか皆さまはご無事であることを
    お祈りいたします。

    さて、安全祈願の象徴といえば、「お守り」ではないでしょうか。
    きっと皆さまも一つは持っていると思います。
    (私は鞄の中にお守りを入れていますよ。)

    バナナフィッシュ原作15巻でも、英二は妹から渡された
    お守り(なぜか良縁のお守り)
    を持っていましたね。
      ▼▼
     

    常にアッシュの無事を祈っていた英二なら、アッシュに
    お守りを渡してもおかしくないと思いました。
    ですので、今回は 英二がアッシュにお守りを渡すお話
    創作しました。そしてちょっとしたボケも入れてみました(笑)


    以下、バナナフィッシュ創作話です。お楽しみ下さい。


     
    【 もしも英二がアッシュにお守りを渡すなら 】

    英二は渡米の際、妹からお守りを預かった。
    だがそのお守りはなぜか『良縁』だった。


    それでも英二は妹の気持ちが嬉しくて肌身はなさず
    お守りを持っていた。


    英二は日本が恋しくなった時、無意識にお守りを見ていた。
    アッシュの前では決して「日本が恋しい」と言わないが、
    アッシュは英二の気持ちが何となく分かっていた。


    そして英二も、アッシュは口には出さないが本当は
    「普通の家族」や「兄弟」について憧れを抱いている事に
    気づいていた。


    ある日、アッシュは英二がお守りを見ているところを目撃した。

    (英二、日本が懐かしいのか・・・?)

    しばらくして、アッシュが英二に言い出した。


    「英二、お前たまには日本の家族に連絡しろよ。」


    「えっ?何?突然どうしたの?」


    「お前、全然電話してないだろ?家族が心配しているに
     違いないぜ。」


    「うん・・・そうだね・・・。」


    「俺はちょっと出かけてくるよ。だから今すぐ電話しろ。」


    「あぁ・・・分かった。」


    (アッシュ、突然どうしたの?)


    英二は アッシュがどうしてそんな事を言い出したのか
    すぐに理解できなかった。


    しかし、日本にいる家族が心配しているのは事実だったので
    アッシュが出かけた後、電話をすることにした。


    「・・・そうなんだ。母さん、心配しなくても大丈夫だよ。」


    「英二がお世話になっている人にお礼の品を贈らせてちょうだい。」


    「え、そんな事しなくてもいいよ・・・。」
    英二は断ろうとしたが、ある事を思いついた。

    (・・・あ、そうだ!)

    「母さん、やっぱりお願いしていいかな?
     買ってきて欲しい物があるよ。」


    2週間後、日本から郵送物が届いた。
    英二は荷物を受け取るなり、アッシュのいる書斎へ行った。


    「アッシュ、日本から君へのプレゼントがあるよ。」


    「ジャパンから俺に?」


    「あぁ・・・母さんにお願いして買ってきてもらったんだ。」


    アッシュは小包をあけた。

    「これは・・・お守り?」
     
    「そう。ずっと君にお守りを渡したかったのさ。
     これを持つとね、君は日本の神様に守ってもらえるよ。」


    「俺みたいな人殺しでも、日本の神に守ってもらえるのか?」


    「そんな言い方するなよ。神様はきっと君を守ってくれるはずだよ。」

    「・・・・・・ありがとう。」

    ( ちょっと違うかな・・・
     すでに俺はお前と、お前の家族に守られてる気がするよ。)


    アッシュは奥村家の人々の優しさに感謝した。


    「英二、このお守りの文字はどういう意味だ?」

    漢字を知らないアッシュが英二に聞いた。

    「あぁ、それはね『安全祈願』と言って・・・」
    安全祈願の説明の途中で、英二は固まった。


    英二は電話で母親に『安全祈願』のお守りを買って
    きてくれと伝えたのに、そのお守りは『安産祈願』だった。


    (母さん・・・聞き間違いしたな・・・)


    しかも一緒に入ってた手紙には次の様に書かれていた。

    「英二がいつもお世話になっています。
     奥さまに元気な赤ちゃんが産まれますように。」

    英二の母親は完全に勘違いしていた。

    「・・・・・・・・・・」


    (まぁ・・・でもいいか。たぶん誰も気づかないだろう。)


    結局、英二は『安全祈願』と『安産祈願』の違いを言わずにそのまま
    にしておいた。母からの手紙も適当にごまかしておいた。


    後日、アッシュが『安産祈願お守り』と手紙を伊部に見せて自慢しよう
    としたが、それを見た英二が慌てて
    「これは人に見せるものじゃなくて、ひっそりと持っておくものだよ。」
    と言い、決して伊部に見せようとしなかった。


    <完> ※この下に英二のつぶやきがあります。


    今回の創作話はいかがでしたか?安産祈願のお守りを持つアッシュ
    を想像すると可愛く思えるのですが(←私だけ?)お楽しみいただけたら
    下の拍手ボタンを押してもらえると嬉しいです。一言メッセージを添えて
    頂けるとより一層嬉しいです。


    英二のつぶやき
    「アッシュ、伊部さんには見せないで〜!!」
    続きを読む >>
    | 夢妄想・もしも編 | 17:13 | - | trackbacks(0) | - | - |
    もしも映画タイタニックをアッシュと英二が演じたら・4
    0

      らぶばなです。タイタニック編は中盤にさしかかりました。
      6話くらいで終了予定です。

      イラストが描けないので挿絵の代わりにタイタニック船の画像
      探していたら、面白いものを見つけました。
         ▼▼

      タイタニック プラモデル
       ですが、よくできてますよね?

      日本人は手先が器用だなぁなんて思っていたら、
      また発見しました。これもプラモデルです。
         ▼▼

      全世界1500個限定 タイタニック
      です。
      シンプルだけど、カッコいいです。
      売り切れ続出らしいです。


      こちらは何と照明器具付きの本格的な模型です。
      タイタニック 模型(照明付)
         ▼▼
       

      客船だけでなく、レアな模型もありました。
      タイタニックボート救命艇
         ▼▼

      木製帆船模型 ライフボードです。
      こんなものまであるなんて!

      タイタニック号のイメージが何となくできたでしょうか?
      かつて映画で見た方も思い出されましたか?

      さて、
      今回の創作話ですが、自分でも気に入っています(←自画自賛)

      アッシュが英二に癒されて、素直な気持ちで寄り添って
      いる
      からだと思います。ですが英二にワナが・・・・・・

      タイタニック [DVD] で、幸せの絶頂の後 ジャックに
      アクシデントが訪れたあのシーンを参考にしています。
        ▼▼



      ※以下、バナナフィッシュ創作小説です。お楽しみ下さい。



      【もしも映画タイタニックをアッシュと英二が演じたら・4】



      23時。アッシュは部屋を抜け出して上デッキに来た。
      乗客はそれぞれの部屋ですでに休んでいるらしく、
      上デッキに人影はない。


      英二が物陰からひょっこりと顔をだし、アッシュを手招く。


      「・・・アッシュ、こっちこっち!」


      アッシュは英二が手招く方向に向かって走る。
      二人は再び手をとりあって、タイタニック・バナナ号
      船内を駆け回った。


      二人は船底の荷物室にたどり着いた。


      「ここはどこだろう?アッシュ、あの車は何だっけ?」


      「あれは・・・フォードの新車だよ。」


      「わ〜すごいね。あ、ドアが開いたよ!」


      「英二、フォードの中でひと休みするか?」


      「いいね、それ。」


      探検気分で二人はフォードの後部座席に乗り込む。


      「僕、アメリカで修行して、世界中の車を
       カメラにおさめたいな。」


      英二が目をキラキラさせて言う。


      「運転するんじゃなくて写真を撮りたいのか?」
      アッシュがクスッと笑う。


      「うん、僕はカメラマンになりたいんだ。
       小さな写真館でアシスタントをしてたけど、
       店主が亡くなって仕事が出来なくなったんだ。
       アメリカに渡ったら、働きながら写真の勉強をするつもり。」


      「英二、お前なら絶対にできるよ。」


      「アッシュ、僕を応援してくれるの?嬉しいな。
       僕もアッシュの事を応援するよ。
       絶対に自由になって 自分の夢を見つけて
       幸せになるとね・・・」


      「英二、ありがとう・・・
       誰かに自分の事をこれほど気にかけてもらったのは
       お前がはじめてだ・・・」



      英二はアッシュの両肩に手を置いて言う。

      「僕は君の為だったら何でもするよ。
       いつだって君の味方だ。
       だから心配しないで。」


      まっすぐに英二はアッシュの瞳を見る。
      アッシュは冷え切っていた自分の心が英二によって
      温められてくるのを感じた。

       


      いつの間にか二人はフォードの中で眠っていた。
      英二は夢でうなされるアッシュの声で目が覚める。


      「アッシュ、大丈夫?」


      英二がアッシュの背中をさすってあげた。


      「・・・夢をみた。」


      目覚めたアッシュは怯えていた。


      「自分が恐ろしい・・・
       何も感じない・・・俺は・・・」


      英二がアッシュの肩に優しく触れた。


      「何があっても僕は君の味方だ。
       君の傍にいるよ。」


      アッシュの瞳から涙がこぼれた。
      そして英二の肩にもたれてじっとしている。


      「英二、この船の中だけでいいから、
       そばにいてくれ・・・」


      「うん。船を出てからもずっとだよ」


      「・・・・・・・」



      アッシュは英二の頬に優しくそっとキスをした。



      英二はアッシュの肩に腕をまわして
      彼が落ち着くまでずっと温かい言葉をかけ続けた。


      ずっと車の中に二人はいたので、いつの間にか
      ガラスが熱気で曇っていた。


      それを見たアッシュが突然切り出した。


      「俺の部屋に行こうぜ」 


      「え、いいの?」


      「あぁ大歓迎だ。友達を招くのは初めてだな。」

       

       

       

      二人はアッシュの部屋に入った。
      英二はこんな豪華な部屋を見るのは初めてだった。


      「わ、すごい!カメラがある!」


      「それはゴルツィネから貰ったんだ。」


      「アッシュ、このカメラすごく貴重なんだよ。」


      「英二、よければ使ってみるか?」


      「いいの?」


      英二は目をキラキラさせて喜ぶ。


      「じゃぁアッシュ、君を撮影させて。」


      「俺か?あぁ構わないぜ。」


      英二はカメラをセットし始めた。
      ふと机の上に無造作に放置された翡翠のピアス
      に目がいく。


      「この宝石はすごく綺麗だね。
       アッシュ、せっかくだから身に付けてみてよ。」


      アッシュはゴルツィネからの贈り物だと英二には
      言えなかった。だが英二の頼みなので断るわけに
      いかなかった。


      (まぁいいか・・・これぐらい・・・)


      アッシュはピアスを耳に付け、写真撮影が始まった。


      英二に撮影される写真はとても楽しいものだった。


      「僕、もっと上手になってアッシュを綺麗に撮影して
       あげるね!」


      「楽しみにしているぜ。」


      アッシュも調子にのって上半身裸になったり、
      おちゃめなポーズをとったり、モデル役を楽しんだ。


      現像の作業を二人で行い、
      できあがった写真を見てアッシュは驚いた。生き生きと笑っている
      自分が写っていたからだ。


      「よく撮れてるじゃないか。」


      「本当に?あ、君の表情とてもいいね!
       モデルが良かったからだよ。」


      「お前、褒め上手だな。」


      (不思議だな。こいつと一緒にいると
       温かくて穏やかな気分になる・・・)


      その夜、アッシュの部屋で おしゃべりをしながら
      アッシュと英二は一緒に楽しい一晩を過ごした。

      アッシュはそんな夜を過ごしたのは初めてだった。


       

      翌朝、フォックスがアッシュの部屋に入ってきた。


      アッシュと英二が同じベッドで眠っているのをみて
      フォックスは驚く。


      「何だこれは・・・」


      テーブルの上には、昨晩アッシュと英二が一緒に現像した
      写真が数枚と、
      ゴルツィネからもらった『翡翠のピアス』が無造作に放置されていた。


      「こいつ・・・どういうつもりだ?」


      フォックスは『翡翠のピアス』を手にとった。

      「お前たち、起きろ!!」

      アッシュと英二を乱暴に起こした。


      「お前・・・なぜアッシュと一緒にいるんだ?
       近づくなと言っただろ?」


      アッシュと英二に緊張が走る。
      アッシュが英二をかばう。


      「俺は決めた。お前達とは決別する!
       言いなりになるのは止めた!」


      「アッシュ・・・」


      英二がアッシュの決断を感慨深くを見つめる。


      「お前は何を言っているんだ?ムッシュウに
       知れたらどうするんだ?」


      「俺は養子になんてならない!」


      「アッシュ・・・お前・・・俺に刃向ったら
       どうなるか分かってるのかよ?
       その小僧を殺してもいいんだぞ・・・」


      フォックスが冷酷に笑う。そして銃を手にした。


      アッシュは殺されるかもしれないと思った。
      自分が死ぬのはよいが、英二を巻き添えには出来ない。


      緊迫した空気が漂う中、突然ドアをノックする音がした。
      部屋を訪ねてきたのはゴルツィネだった。


      ゴルツィネの顔をみた途端、フォックスが態度を急変させた。
      銃をすぐ隠して、作り笑顔を見せる。


      「ムッシュウ、どうされたのですか?
       わざわざこちらにお越しいただくだなんて。」


      「いや、我が息子を一目見たいと思っただけだよ。
       ・・・む?どうかしたのかね。」


      ゴルツィネはこの部屋で何かが起こったことを
      感ずいていた。


      フォックスは自分がアッシュと英二を脅していたことを
      知られるのはまずいと思った。


      とっさに自分の手に持っていた『翡翠のピアス』を
      利用する悪知恵が働いた。


      フォックスは、英二をゴルツィネの前に引っ張り出した。


      「ムッシュウ、この男が『翡翠のピアス』を盗んだのです!!」


      そういって自分の手を英二のズボンのポケットに入れて、
      まるで英二が『翡翠のピアス』をポケットに隠しもっていたかの
      ようにゴルツィネに見せつけた。


      「何だと!この男を捕えろ!!」


      大事な跡取り息子へのプレゼントを名も知らぬ男に盗まれたと
      勘違いしたゴルツィネは怒った。


      「違う、僕は盗んでなんかいない!」

      英二が必死に否定するが聞き入れられない。


      フォックスの上手なウソに周囲は完全に騙されている。
      アッシュですら一瞬騙されてしまった。


      「英二?まさか・・・そんな・・・」


      「アッシュ、僕は君を裏切るような事はしていないよ!
       信じて!」


      「こいつを連れていけ!」


      ゴルツィネの命令により、英二は逮捕され、
      船底の監禁室で手錠をはめられ、閉じ込められてしまった。        


      <続>  ※この下に英二のつぶやきがあります。   



      英二ピンチです!もし楽しんで頂いたのなら、
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      できれば何かメッセージを送って下さいね。
      | 夢妄想・シリーズ編 | 06:12 | - | trackbacks(0) | - | - |
      もしも映画タイタニックをアッシュと英二が演じたら・3
      0


        らぶばなです。朝から妄想モード全開です。少し私の
        妄想遊びに付き合って下さい(笑)

        今回のタイタニック編の創作中に、ふと思いました。
        「豪華客船がイメージできない・・・」

        悲しいことに、私はフェリー、又は釣り船しか乗船した事がありません。
         
        少しだけ船について調べてみました。
        タイタニック号は全長268.8m、高さ10.5m、最大幅28.2m
        あったようです。

        日本の豪華客船といえば、100日かけて世界1周を行う飛鳥
        です。飛鳥兇倭環坑横苅院ィ娃蹇高さ約45m、幅29.6mで、
        ビル15階の高さになるようです。

        全長と幅はほぼ同じなのに高さが全然違いますね。
        45mってマンションごと動いてるみたい・・・・・・。

        そしてタイタニック号のアメリカまでの乗船料は1等料金で約575万円、
        飛鳥鏡こΠ貅旅行はロイヤルスイートで2000万円以上必要だそうです。

        さすが豪華客船ですね!ゴルツィネならアッシュを連れて乗船しそうです。

        豪華客船タイタニックから現代の飛鳥兇泙任忙蠅襯ルーズ船について
        もっと詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
           ▼▼
         

        前回、アッシュと英二は少しずつお互いの心を通わせ始め
        ますが、アッシュにはいろいろと事情があるようです。
        そして2人の仲を邪魔する人物が・・・・・・。

        ※以下、バナナフィッシュ創作小説です。お楽しみ下さい。



         【もしも映画タイタニックをアッシュと英二が演じたら・3】


        アッシュは英二に壮絶な過去を語りだした。
        幼少時の殺人事件、家出、男娼、闇グループ、
        そしてこれから行われる望まない養子縁組・・・


        英二は船首で美しい夕日を眺めてながら聞いていた。
        この美しい夕日とは対照的な、想像し難いアッシュの暗く
        悲しい道のりを知った。


        「俺はたくさんの罪を犯した。あいつらに利用されても仕方ない。
         もう戻れない運命なんだ。あのタコ親父の跡取りになるしか・・・。」


        遠くを見てアッシュが言う。美しい緑色の瞳は、あまりに悲しげだった。
        英二がアッシュの目をまっすぐ見て言う。


        「・・・アッシュ、アメリカに着いたら僕と一緒に住まないか?
         きっと君は生まれ変わることができるよ!」


        「英二・・・どうして俺と?」


        「どうして・・・?僕は君が気がかりなんだ。
         運命は自分で変えることが出来ると言ったよね?
         アッシュ、君も勇気を持てば運命を変えることができる。」


        その時、船首にやってきたフォックスと部下達が
        アッシュに声をかける。


        「アッシュ、何をしているんだ。探したぞ。」


        「フォックス・・・」


        「ゴルツィネ氏とディナーの約束だろ?
         ところで・・・彼は誰だ?」


        「彼は俺の友人だ。」


        「友人?ふぅん・・・見たところ、失礼だが上流階級の
         人間だとは思えないが・・・」


        フォックスがジロリと英二を睨む。


        「僕はエイジ・オクムラと言います。19歳です。
         アッシュとはこの船で知り合って友達になりました。」


        英二はそう言って、フォックスに握手を求めた。
        だがフォックスは握手には応じず アッシュの腕をひっぱった。


        「アッシュ、今すぐ支度をしろ!」


        「何すんだよ、おっさん!離しやがれ!」


        「そんな下品な口を聞くな。下流階級の人間といると
         ロクな影響を受けやしないな!」


        そういって、フォックスはアッシュの頬を数発平手打ちした。


        それを見た英二が、思わずアッシュの前に立ちはだかる。
        両手をひろげ、アッシュをかばう。


        「上流であろうと下流であろうと、無抵抗の人に暴力を振るう
         だなんて・・・貴方は最低だ!!」


        「小僧・・・」


        「フォックス様、そろそろディナーが始まります!
         それにアッシュの顔にアザでも残るとゴルツィネ氏に
         虐待だと疑われてしまいます。」


        部下に言われフォックスは我にかえる。


        「小僧、今回は見逃してやろう。もうアッシュに近づくな。
         アッシュ、10分で支度をしてこい。」


        英二はアッシュの口元から血が出ているのを見た。


        「アッシュ、これを使って。」


        英二はハンカチをそっとアッシュに渡した。


        「英二、ありがとう・・・」


        アッシュは笑ってハンカチを受け取った。
        そしてフォックスとその部下達によって連れて行かれた。

         


        1等客室のダイニングルームでは、豪華な食事会が
        はじまっていた。


        コルシカ財団トップのゴルツィネとその取り巻き達が
        すでに席についている。


        伯父のフォックスとアッシュがダイニングルームに
        やってきた。


        「ムッシュウ、遅れて申し訳ござません。」


        「いいや。構わないよ。美しい我が息子が来るの
         を楽しみにしていた・・・。」


        ゴルツィネは満足そうにアッシュを見る。
        アッシュは鳥肌がたった。


        二人が席につくなりゴルツィネが語りだした。


        「養子縁組の正式な手続きはアメリカに着いたらすぐとりかかろう。
         今日はその前祝いだ。アッシュ、受け取ってくれ。」


        そういってアッシュに小さな小箱を渡す。

        アッシュは恐る恐る箱を開けると 煌びやかな
        翡翠のピアスが入っていた。翡翠の周りにはダイヤモンドが
        散りばめられている。


        「おお・・・これは何と美しい!!」


        「アッシュ、お前の緑の瞳と同じ宝石をプレゼント
         したかったんだ。金の事を言うのもなんだが・・・
         時価3億の宝石だ。」


        「3億!これは何と素晴らしい!
         アッシュ、お礼を言いなさい。」

        フォックスが興奮して言う。


        (フォックス、お前は絶対にこの宝石を売るつもりだろ・・・)

        アッシュは心の中でそう思った。


        「どうも・・・ありがとうございます。」


        アッシュは無表情で答える。


        豪華な食事も、煌びやかな宝石も、取り巻き達の賞賛も
        アッシュの心を満たすものは何一つなかった。


        浮かない顔のアッシュに気付いたゴルツィネが
        問いかける。


        「アッシュ、お前は新しい友達ができたようだね。
         私の部下が君たちを見たと言っていたよ。
         どういったお友達かね?」


        「いえ・・・ただ少し話しただけです。
         特に深い関係ではありません。」


        「そうかい。それならよかった。
         お前は付き合う人間を選ばないと駄目だぞ。」


        ゴルツィネと英二の話はしたくなかった。
        自分との関わりを知られて危険な目にあわせたく
        なかった。


        だがアッシュは気が付けば英二の事を考えていた。


        (あいつに会いたいな・・・また会えるかな・・・)


        そう思いながら、さっき英二から渡されたハンカチを
        手にした。


        すると、小さなメモが挟んである事に気がついた。


        『今夜23時、上デッキにて。E 』 


        <続>  ※この下にアッシュのつぶやきがあります。



        この後2人がどうなるか楽しみですね。
        そして、原作からのセリフを少しずつ入れているのに気づかれて
        ますでしょうか?

        もし楽しんでもらえたら、下の拍手ボタンを押していただけると
        嬉しいです。あなたの感想も聞かせて下さい。

        アッシュのつぶやき
        「英二に会える・・・・・・」
        | 夢妄想・シリーズ編 | 05:10 | - | trackbacks(0) | - | - |
        もしもバナナフィッシュのキャラを花にたとえると
        0

          BANANA DREAMの らぶばな です。
          お読みいただき、ありがとうございます。

          今回は、ほのぼの〜っとした短編です。
          テーマはお花です。

          バナナフィッシュのキャラクターをお花に
          たとえたら何かな?と疑問に思ったことを
          そのまま創作にしてみました。

          もしあなたが私と違うお花を想像したの
          なら、ぜひ教えて下さいね。

          素直じゃないけど、英二を大事に想うアッシュの
          可愛い一面を書いてみました。

          以下、バナナフィッシュ創作です。お楽しみ下さい。 


           【バナナフィッシュのキャラを花にたとえると】


          「うーん、どの花がいいかな?」

          英二がカタログを見て悩む。


          「英二、何を考えこんでいる?」


          「あ、アッシュ!チャーリーとマーディアの結婚祝いに
           お花とカードを送ろうと思って。
           たくさん種類があるから困ったよ。」


          「その人の印象やイメージカラーで選ぶのはどうだ?」


          「それいいね、イメージか色ね。マーディアはしっかり家庭を支えて
           くれる可愛い奥さんになりそうだから、『赤』のガーベラかな。 」


          英二はカタログから赤ガーベラの花束を選んだ。


          「アッシュのアドバイスのお陰ですんなり決まったよ。
           ありがとう」


          「どういたしまして」


          「イメージと色で選ぶのって楽しいね。
           アッシュ、君を花にたとえると・・・
           『深紅のバラ』かな。」


          「じゃ英二は ・・・『たんぽぽ』だな。
           雑草のようなしぶとさ素朴なところ
           がそっくりだ」
          たんぽぽ

          「タンポポ?随分君とは華やかさが違うな・・・
           でもまぁいいや。」

          英二は特に気にすることもなく笑った。


          「じゃ、ユーシスはカサブランカかな?」

          「タコ親父は ラフレシアか?」 ※世界最大の花。腐臭がする。
          ラフレシア

          そんなくだらない話題でも二人は十分楽しかった。



          数日後、英二はアッシュの部屋を掃除していた。

          机の上を整理していると、アッシュの読みかけの
          本から何かがハラリと落ちた。


          「何?」


          英二は落ちたものを拾った。


          「ポストカード?」


          それはタンポポのポストカードだった。
           
          アッシュは 本のしおり代わりとして
          ポストカードを挟んでいたようだ。

          (・・・・きっと、これは偶然だよね?)


          英二はカードを机の上に置いた。
          すると、机の上のあるものに気付いた。

          「あ、この萬年筆・・・」それはタンポポ模様の万年筆だった。


          (アッシュ・・・・・・)

          英二は少し赤くなったが、元の位置にそっと戻して
          掃除を続けることにした。


          <完> ※この下に英二のつぶやきがあります。



          もし楽しんで頂いたのなら、下の拍手ボタンを押していただけると
          嬉しいです。更新頑張ろう〜って気持になります!
          一言メッセージを、ぜひ添えてください!
          あなたは何の花にたとえましたか?


          英二のつぶやき
          「やっぱり偶然じゃないのかな・・・?」
          | 夢妄想・もしも編 | 18:38 | - | trackbacks(0) | - | - |
          恋の予感・コング編
          0


            らぶばなです。今日はトラブルがありました。

            PCに差し込んでいたUSBが反応しません。
            USBの中にバナナフィッシュの創作文をいれていたので
            真っ青になりました。

            特に、タイタニックの長編のデータが消えるのは
            あまりにも痛い・・・痛すぎる・・・・。

            幸い2〜3話分のバックアップがあるので
            今すぐ困ることはないのですが。

            USBを抜き忘れた自分が悪いのです。
            復旧作業をするため、予定していたタイタニックの更新は、
            お休みします。

            でもせっかくBANANA DREAMにおこし下さった方の
            為に、バックアップをとっていた恋の予感編を更新します。

            今まで アレックス編、ボーンズ編ときたので、次は
            あの人しかいないでしょう。そうです、コングです。

            あのコングが恋!?(← 無謀だ・・・)
            相手の女性をどうしようか迷った挙句、意外な人にしたくて
            マーディアを選びました。年上の女性に憧れる時もあるでしょう。

            USBの件で少々自棄になっているかもしれません・・・。

            しかも恋愛話のはずが、途中でギャグになっています。
            笑って許せる方のみお読みください・・・・。

            「英二が用意した衣装」という設定の画像は、昨日ご紹介した
            ハッピーコスチューム様のものです。楽しいコスチュームが
            たくさんあるのでよければ見て下さい。
              ▼▼


            以下、バナナフィッシュ創作話です。お楽しみ下さい。



            【恋の予感・コング編】


            最近、コングは英二とボーンズを連れてよく張大へ行く。


            本人曰く「中華料理にハマっている」と言うことらしいが
            週に1回は必ず食べに行っていた。


            「マーディア、食後のデザートをくれよ。」


            「コング、あなた相変わらず良く食べるわね。」


            マーディアは笑いながらバナナプディングをだす。


            「マーディアの料理が美味しいからだよ。
             俺はとくにこのバナナプディングが好きだな。
             軽く5個は食べれるぜ。」


            「あきれた奴だな」

            ボーンズがつっこむ。


            「僕もこのバナナプディング好きだよ。
             中華料理も作れるようになりたいな。」

            英二が笑う。


            マーディアがお茶のお代わりを入れてくれた。


            「ありがとう。マーディア。
             なんかこの店にくるとホッとするぜ・・・」


            「まぁコング、あなた褒め上手だわ。」


            その時、店の電話が鳴った。
            マーディアは急いで電話をとりに行く。


            「・・・ボーンズ、何だよ?」
            コングが自分をじーっと見るボーンズに聞く。


            英二にはさっぱり分からない。

            「どうしたの?」


            「コング、お前最近やたら張大へ行きたがらないか?」


            「そうか?俺は中華が好きなんだ。」
            その目が泳いでいる。


            「中華が好きというより、あの人が好きなんだろ?」


            「・・・・・」

            コングは答えられない。


            「・・・・・?」

            英二はさっぱり分からない。


            「マーディアだろ?
             コング、お前は年上の人が好きだもんな。」


            「ええっ!!」

            英二が驚く。


            コングの顔が赤くなった。答えは明確だった。



            「シャイなコングは絶対に自分から告白なんてできないぜ」
            ボーンズが英二に言う。


            「たしかに僕たちは張大に行ってもご飯を食べるだけだね。」


            「そんなのんびりしてたら、他の男にとられちゃうぜ」


            ボーンズの心配どおり、しばらくして
            マーディアとチャーリーが結婚する事が決まった。


            コングは以前のように張大へいく事はなくなった。
            英二の作った料理も、5杯はおかわりしていたのに
            3杯に減ってしまった。


            「コング・・・告白する前に失恋しちゃったんだね。」


            「あぁアイツ可哀そうだな・・・」


            コングが失恋してしまった事を知ったアッシュも
            しょんぼりとしているコングをみて心配していた。


            「ねぇアッシュ、皆をうちに呼んでコングを励まそうよ」


            「あぁ別にいいぜ。」


            数日後、コングを励ます為に仲間が集まった。
            男同士の「飲んでウサを晴らそう会」だ。

            英二は元気のなかったコングを笑わせるために
            気合いが入っていた。

            コングがやってくる数時間前、アパートに仲間
            を集めて打ち合わせを行っていた。

            「いいかい、みんな。今日はこの衣装を着て
             飲み会を盛り上げるよ。」

            「英二?本気か?」

            「何だこりゃ?」

            「ボーンズ、アレックスは僕と一緒にこれを着て!」

            英二、ボーンズ、アレックスは全身タイツを着た!
               ▼        ▼        ▼
              



            アッシュは嫌な予感がしたので、こっそり部屋を
            出ようとしたが 英二がその腕をつかんだ。

            「アッシュ、どこ行くの?君には黒色の全身タイツ
             用意したけど・・・・」

            「英二、無理だ・・・・・・」

            仕方ないな、じゃぁこれはどう?
              


            「・・・・・・・」

            コングの頭にそっくりだろ?・・・・アッシュ!逃げるなよ!」

            数時間後、コングがやってきた。
            英二は笑顔で迎える。

            「コング、君の好きな料理をたくさん作ったよ。
             今日は楽しんでいってね。」
             

            「あぁ、ありがとうよ。」


            集まった仲間は場を盛り上げて多いに飲んだ。
            全身タイツ隊の体をはったパフォーマンスは
            大ウケだった。

            アッシュはタイツを嫌がったので、英二は
            動物のかぶりもので妥協してもらった。
               



            「「ボス・・・・・・!」」
            (ちょっと可愛い・・・・・・)

            「うるせぇ!大根よりましだろ!」

            (ボス、きっと断れなかったんだな・・・・・・)

            「アッシュ可愛いよ」

            「ボス、可愛いぜ。」
            にぶい英二とコングだけが思ったことを口にした。

            「・・・・・・・・・」


            コングは皆が自分を楽しませるためにみんなが
            色々としてくれたことがわかって、胸がじんわりした。


            コングの顔がちょっとしんみりしたことに英二が
            気づいた。


            「コング、ポップコーン好きだろ?
             僕、こんな面白いものを買ってきたから皆で作ろうよ。」


            英二はポップコーンメーカーを持ちだした。
              ▼▼


            「わ、何だこれ?面白そうだな。」


            ポップコーンの味は仲間に好評だった。


            「うーん、この軽めの塩加減がいいな。」


            コングもポップコーンを食べた。ちょっとしょっぱい気がした。


            「おう・・・ちょっとしょっぱいけど美味いぜ。
             英二、色々とありがとうな。」


            「え?塩はそんなに入れてないはずだけどな。あ・・・コング・・・・」


            コングは両目から涙を流していた。
            皆のポップコーンよりちょっとしょっぱい味に
            なったけれども、仲間の想いが嬉しいコングだった。


            翌日。アパートにコングが来ていた。


            「英二、おかわりくれよ!」


            「コング、もう5杯目だよ!ごはんがなくなっちゃうよ・・・」


            「いいじゃないか。お前の作る飯は美味いんだから。」


            「わかったよ。ちょっと待ってろよ。」

            (元気になったなら、まぁいいか・・・・・・)

            <完>  ※この下にコングのつぶやきがあります。




            ギャグっぽくなりましたが、コング編いかがでしょうか?
            アッシュが嫌がった野菜のかぶりものは「大根」です。
            コングの頭と似てません?

            楽しんでいただけた方はこの下にある拍手ボタンで応援して
            くださいね。一言いただけると嬉しいです。


            コングのつぶやき
            「俺は当分 恋愛より英二のメシがいいな!」
            続きを読む >>
            | 夢妄想・恋の予感編 | 14:00 | - | trackbacks(0) | - | - |
            もしも映画タイタニックをアッシュと英二が演じたら・2
            0
               
              BANANA DREAMのらぶばなです。

              先日、素敵なイラストを描かれる「いきあたりばったり」の
              臼井ころも様とリンクをさせていただきました。

              イラストを見てから、コスプレが気になって
              仕方ありません(笑)

              映画タイタニックは、衣装も素敵でしたね。
              このタイタニック長編でアッシュと英二が着る服に
              近いイメージの衣装があるか探しました。

              結論からいうとまだ見つけていないのですが、
              その代わり、二人にコスプレしてもらいたいと思う
              衣装
              がたくさんありました!

              たとえばこちらの素敵なサイト様では
              巫女さん、メイドさんの衣装がありました。
                ▼▼
               
              巫女さんは英二、メイドさんはアッシュ!?

              その他専門職の衣装が多かったサイト様です。
               ▼▼

              アッシュにはナースとチアリーダー、
              またはパイロットや消防士を・・・・。
              そして英二にはコンビニ店員やシェフを・・・・・。


              一番笑えたのはこちらです。
               ▼▼

              何といってもこちらのパイレーツ風海賊ファッション
              の華やかさはすごい!ぜひアッシュに着てもらいたいです!

              イラストを描かれる皆さま、ぜひこんなコスプレをした
              アッシュ&英二を描いてみませんか?(←私の願望)

              すみません、話が脱線しすぎですね。

              さて、話を元にもどしましょう。
              名作タイタニックをバナナフィッシュ・バージョンで
              創作小説を作るという、無謀な長編シリーズ2回目です。
                ▼▼

              ジャックを英二とアッシュのどちらに演じてもらうか悩みました。
              ジャックがアッシュじゃないの?と思う方もいるかもしれませんが・・・

              ぜひ皆様の感想を聞かせていただけると嬉しいです。

              ※以下、夢妄想の二次創作です。お楽しみください。



              【もしも映画タイタニックをアッシュと英二が演じたら・2】

              17歳のアッシュは、フランス人の大富豪でコルシカ財団トップの
              ゴルツィネ氏と、彼との養子縁組を強要した伯父のフォックスと共に
              一等客室に乗船していた。

              アッシュが部屋で休んでいるとフォックスが入ってきた。

              「アッシュ、今朝はゴルツィネ氏に挨拶を済ませてきたか?」

              「ばかばかしい。何で朝昼晩と挨拶しなきゃいけないんだ。」

              「もっと紳士らしく丁寧に話しなさい。
               それにあの人は、もうすぐお前の養父になるお方だぞ?」

              「何が父親だ。お前が勝手に決めたことだろう?」

              アッシュがひどく怒って反抗する。

              「伯父に向かって何て言葉だ。」

              「伯父?よく言うよ。血のつながりなんてないくせに。 
              お前は嘘をついているだけじゃねぇか。俺を利用しているだけだろ。」

              アッシュはテーブルを思い切り拳で叩く。

              フォックスがニタリと笑う。

              「確かにお前の伯父というのは全くの嘘だ。でもそんな事は
               マフィアのゴルツィネ氏には関係ない。
               彼は優秀で若いお前の才能に目をつけた。跡取りとして、
               そしてお前自身を欲しがっている・・・。」

              そう言ってアッシュの肩をつかむ。

              「やめろ!俺に触るな!」

              アッシュはその手をはらう。

              フォックスはアッシュの髪を乱暴につかんで言った。

              「家出して身よりのないお前を拾ってやったのは俺達の
               闇グループだぞ。ただの男娼だったお前の才能を
               見込んで、一流階級のお坊っちゃまに見えるようしたてて
               やったんだからな。」

              「もう十分働いただろうが。金持ちや政治家の相手もしたし
               詐欺・強盗・強奪・・・数え切れないぐらいな!」

              「いいや、まだだ・・・俺達のグループはアメリカを拠点に
               活動するつもりだ・・・。周りの連中を押さえるのにカネが
               必要なのは知ってるだろう?
               コルシカ財団の豊富な金は魅力的だ・・・。
               お前がゴルツィネの跡取りになればすぐに問題は解決する。」

              「くそったれ!」
              アッシュが舌打ちする。

              「ゴルツィネはお前の若さ・美しさ・頭の良さにすっかり
               惚れこんでいる。ヤツは女がダメだ・・・若い男しか
               愛せない。いいか、これは命令だ。あいつの跡取りになれ!
               俺達から逃げれると思うな!」

              フォックスがアッシュの首をしめて脅す。

              アッシュの脳裏に子供時代の悲しい記憶が蘇る。
              恐ろしい体験・トラウマに体が震える。

              「お前の体と肉は未だに忘れられないはずだ。
               妙な事を考えるとまた痛い目にあうぞ」

              そう言い残してフォックスは部屋を出た。





              その日の夕方、絶望感でいっぱいになったアッシュは、タイタニック・
              バナナ号の船首に立っていた。乗客はディナーに参加するため
              それぞれの部屋で身支度を整えており、船首に人はいなかった。

              ここから投身自殺をしようと アッシュは考えていたが
              若干ためらいもあり、立ちすくんでいた。

              そこに、たまたま外の空気を吸いに来た英二がアッシュを見つけた。
              (あの少年だ!何してんだろ?あ、危ない!)
              急いで船首へむかう。

              「こんばんは」

              英二は一声かけてからアッシュのそばに近づいた。
              そして突然 自分の靴や靴下を脱ぎ始めた。

              アッシュは驚いて英二を見る。

              「え、何?」

              英二は明るくアッシュに言った。

              「海の中は冷たいよ。飛び込むなら僕が一緒に付きあってやるよ!」

              「・・・・ぷっ!」

              冗談めかして言う英二に、アッシュは穏やかな心に戻り笑ってしまった。
              そして英二の言う事を聞いて柵からデッキに戻ってきた。

              「僕、エイジ・オクムラって言うんだ。君の名前を教えてくれる?」

              「俺は、アッシュ・リンクス・・・」

              「アッシュ、どうしてあんな事をしようと思ったの?」

              「これ以上生きていても仕方ないと思ったんだ。
               死はたまらなく甘く誘惑に満ちたものに思えた・・・。」

              「アッシュ、君はまだ未成年だろ?何歳なの?」

              「17歳だよ。」

              「えっ!僕より2歳も年下なの?」

              「英二は俺より年上なのか。そうは見えないな。」

              「ねぇアッシュ、何があったのか分からないけど
               人の運命は変える事ができるんだよ。僕は君が自殺する
               運命には見えないな。どうせ死ぬつもりだったら
               その前にちょっと僕と付き合ってよ。」

              英二はアッシュの手をとって走りだした。

              「えっ・・・ちょっと、どこへ行く?英二?」

              驚いたがアッシュは英二に引っ張られるまま付いて行った。

              「僕は自分の運命を変える為にこの船に乗ったんだ!
               君の運命も一緒に変えてあげるよ!」
               

              アッシュの手をつないだまま英二は船底の三等部分まで
              連れて行った。

              英二は陽気に踊る連中の中に堂々と入っていった。

              「アッシュ、一緒に踊ろう!ねぇ皆、いいでしょ!」

              「あぁもちろん、兄ちゃん達、おいで!踊って飲もう!」

              「うわ・・・!」

              アッシュは驚きながらも にこやかに笑う英二と陽気な音楽に
              つられて踊りだした。

              「アッシュ、上手だね!」

              「あぁ踊りは 教師から教えられたからな」

              二人はひとしきり踊ったあと、酒を飲み、手をつないだまま
              子供のように船底を探検しだした。

              「アハハハ・・・!英二、何だか探検している
               みたいだな!こんな気分良いのは初めてだ!」

              「ねぇアッシュ、君ってすごく明るく笑うよね。
               僕は君のそういう表情好きだよ。」

              突然英二にそんな事を言われてアッシュは照れる。

              「何だよそれ、俺はもともと明るいぞ!」

              アッシュは実際とても楽しかった。

              常に誰かに束縛されて、自由の無い生活を送ってきた
              アッシュにとって、英二と過ごすこの時間が楽しくて
              解放的で嬉しくてたまらなかった。

              子供のように二人は笑いあい、再び船首に出た。
              さっきとはまるで違う空気感。アッシュはスッキリとした
              気分になっていることに気がついた。

              「もう妙な事考えないよね?」

              英二が優しくアッシュに言う。

              「こうすると気持ちいいよ。」

              進路方向に向かって英二が自分の両手を大きく広げようとしたが
              風がきつくて英二は よろめいてしまった。

              「うわっ・・・おっと・・・」

              「英二、何やってるんだよ。」

              そう言ってアッシュは英二の後ろで体を支えた。

              「英二、目を閉じて両手を広げてみろよ。」

              英二はゆっくりと両手を広げた。

              「アッシュ、まるで空を飛んでるみたいだよ。」

              「よーし、英二、目を開けてみろよ。」

              英二の瞳には美しい夕焼けが映った。

              「アッシュ、綺麗な夕日だね。いま僕たちは自由に
               羽ばたいているみたいだよ。」

              「そうだな、豪華客船なんかバカバカしいと
               思ったが・・・。この夕日だけはまぁ見れるな。」

              「アハハハ・・・!!
               君って上流階級なのに、どうしてそんなに口が悪いの?」

              英二が笑いながら聞く。

              「成り上がりだからな。」

              「えっ?」

              アッシュが俯いて言う。

              「本当は・・・俺は上流階級の人間じゃない。
               あいつらに利用されているだけなんだ。」

               <続> ※この下にアッシュのつぶやきがあります。
               
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              アッシュのつぶやき
              「あいつは 今まで出会ったヤツと違う・・・・・・」
              続きを読む >>
              | 夢妄想・シリーズ編 | 08:27 | - | trackbacks(0) | - | - |
              アッシュと英二の関係は
              0

                ブログ管理人の らぶばな です。
                日々の睡眠不足で体調不良です。
                今日はタイタニック長編を書く元気がないので短編に
                しておきます。

                夢創作の元ネタはBANANA FISH 研究白書です。
                こんな本があるとは知りませんでした。

                文章だけの本ですが、ファンにはたまらないマニアック
                内容満載なんです。
                  ▼▼


                ・人物検証
                日々の出来事集(←大注目!)
                ・雑学集
                ・周辺事情

                アッシュ犯罪歴(← 殺害&負傷させた人数)
                アッシュは一晩いくらか?
                アッシュ裁判(← 懲役何年か)
                アッシュが発した銃弾の数
                アッシュが泣いた回数
                アッシュと英二の関係
                アッシュ&英二 女性遍歴の謎
                アッシュの超人ぶり
                アッシュの食生活
                李月龍愛されたい症候群の検証
                 etc


                銃弾の数やアッシュの泣いた数をカウントするなんて
                すごくマニアックですね。(でも私は興味あります)


                研究白書なので、あくまで考え方のひとつです。
                受けとり方は人それぞれですものね。


                自分とは違う考え方もあるかもしれないけど、
                あえてそれに触れて「なるほど!そういう
                読み方もあるのか!」と思わせてくれた一冊です。


                この本は、ある部分にスポットをあて、集中的に
                調べているので、今まで気付かなかったことが多く、
                読み終えた後は よりバナナフィッシュのキャラクター達
                が身近に感じられました


                アッシュが泣いた回数まで数えるとは・・・(←マニアック)
                その約半分は英二の前で泣いたらしい・・・(←切ない)


                この本の中でふたりの関係を「長年連れ添った夫婦」の
                ような関係
                と記載されてた部分に注目しました。
                (その理由なども読んでみると納得!)


                今回はそこに注目して短編創作を作りました。
                私が思ったことなので、人それぞれだと思って下さいね。

                以下、夢創作です。お楽しみ下さい。
                >>BANANA FISH 研究白書



                アッシュと英二の関係は



                「ねぇアッシュ、夕方にマックスと打合せするんだよね?」


                「……あぁ。」


                「夕食は家で食べる?遅くなりそう?」


                「そうだな、今日は何時に終わるか分からないから
                 俺の分は用意しなくてもいいぜ。」


                「そう?少し遅くなるぐらいなら待ってるよ。」


                「お前を待たせるのは悪いから、大丈夫だよ。」


                (うん?アッシュの反応、何か変だなぁ?

                 いつもなら『オニイチャンはいつも晩御飯の
                 心配ばかりしてるね』とか嫌味を言いそうなのに。)


                「そう。分かったよ。もし早く帰れるようなら
                 遠慮せずに電話してきて。
                 じゃぁ、マックスによろしくね。」


                アッシュのウソに気付いているけど
                何も言わずに送り出す英二であった。


                アッシュはどこへ行ったのか分からなかったけど
                用事は早く済んだらしい。


                外出先からアパートに電話が入った。


                「英二、今日は早く帰るよ。」


                「じゃぁ君の夕食も一緒に作るよ。」


                「悪いな。よろしく」


                食事中、アッシュは英二の食があまり進んでいない
                ことに気付いた。


                「英二?おまえ食欲ないのか?
                 ほとんど食べてないじゃないか」


                「え・・・そ・・・そうかな・・・? 
                 今日はちょっと・・・食欲なくて・・・」


                (うん?英二の反応が変だぞ?)


                アッシュは英二の反応がおかしいことと、
                英二の服にチョコレートのかけらが付いている事に
                気が付いた。


                「英二・・・正直に言え・・・。
                 お前、食事の前にチョコレート食べただろ?」


                「あ・・・バレた?
                 隠し味に入れたけど、美味しくてつい食べて
                 しまって・・・。」


                「食事前にお菓子で満腹になるってお前はガキか!」


                「うぅ……すみません……。」


                アッシュのウソに気付かぬふりをした英二とは違い、
                ウソを思い切り追及するアッシュであった。



                <完> ※この下に英二のつぶやきがあります。


                アッシュと英二が「夫婦連れ添った夫婦」のような関係という定義を
                どう思われますか?
                心が通じ合っていて、相手の考えが分かってしまうことでしょうか。

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                英二のつぶやき
                「どうして僕のウソがバレたんだろ?」(←気づいていない)
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                | 夢妄想・短編 | 20:55 | - | trackbacks(0) | - | - |
                もしも映画タイタニックをアッシュと英二が演じたら・1
                0


                  らぶばなです。また長編シリーズをはじめます。

                  妄想の元ネタは、タイタニック
                    ▼▼


                  誰もが知っている名作ですね。かつて映画館で涙した
                  方は多いのではないでしょうか?


                  内容は「豪華客船に偶然乗合わせた貧しい青年と令嬢が、
                  身分を超えて結ばれるものの、沈む船と共に引き裂かれる
                  運命のお話」
                  です。


                  生きてきた世界が違うところや、引き裂かれる運命など、
                  どこかアッシュと英二に結びつく部分があるのではないかと
                  思いました。


                  この名作をアッシュと英二が演じたら、感動的な話に
                  なるのでは・・・と夢妄想をしました。


                  ジャックとローズの立場が何度か入れ替わりますが、その辺り
                  は気にせず流してください・・・。どういう結末になるのか
                  自分でも楽しみです。


                  色々と設定に無理がありますが(←ありすぎ!)細かいところは
                  触れずに進めていきますので、お許し下さい。


                  ※ 以下、夢妄想話です。お楽しみください・・・



                  【もしも映画タイタニックをアッシュと英二が演じたら・1】



                  トレジャーハンターのマックスは、北大西洋の海底に沈む
                  タイタニック・バナナ号を発見し、調査を行っていた。


                  調査船を見守るマックスは、タバコを吸いながらつぶやく。

                  「まだお宝は見つからないのか・・・。」


                  友人で新聞社の専属カメラマンである伊部俊一がマックス
                  に問いかけた。


                  「マックス、本当に財宝はあるのか?えーっと、
                   何というお宝だっけ?」


                  「『翡翠のピアス』だよ。お宝は絶対にあると確信しているぜ。」


                  その時、調査船から連絡が入った。

                  「俊一!金庫が見つかったらしい!」


                  「何!本当かそれは?」


                  引き揚げられた金庫から出てきたのは
                  お目当ての『翡翠のピアス』ではなく、写真だった。


                  伊部が興味深く写真を見つめる。


                  「すごいな。色あせてしまっているが 保存状態がいいぞ。
                   この写真に写っているのは、少年か?
                   まるで映画俳優のような美少年だな。」


                  「俊一、関心してる場合かよ。俺はてっきり『翡翠のピアス』だと
                   思ったのに。」


                  「マックス、焦るなよ。この写真を新聞に載せるんだ。そして
                   タイタニック・バナナ号の生存者からの情報を得よう。」


                  「生存者か・・・そうだな、やってみよう。」


                  こうして翌日にはタイタニック・バナナ号から引き揚げられた金庫
                  から美少年の写真が発見されたことが新聞に掲載された。

                   

                  アメリカのグリニッチ・ヴィレッジにて
                  孫娘アキラと一緒に暮らす奥村英二は、タイタニック・バナナ号
                  の調査報告の新聞記事を読んでいた。


                  「アキラ、この新聞社のマックスという人に
                   連絡を取ってくれるかい?」


                  「えぇ、分かったわ。でもおじいちゃん、どういった用件なの?」


                  「タイタニック・バナナ号から引き揚げられた写真の件だよ。
                   僕は、その写真のモデルを撮影したカメラマンなんだ。」

                   

                  トレジャー・ハンターのマックスの元に伊部から連絡が入った。
                  伊部はたいそう興奮していた。


                  「マックス!タイタニック・バナナ号の生存者から連絡がきたぞ!」


                  「何だと!誰なんだその人物は?」


                  「エイジ・オクムラ。アメリカ在住の男性だ。
                   例の写真を撮影した人物らしい。」

                  「よし、今すぐ財宝さがしの依頼をしよう。」



                  英二は孫娘のアキラと共にマックスに招かれた。
                  かつて自分が使用したカメラ機材を見つめる。


                  懐かしそうに機材を触る英二。


                  「アキラ、見てごらん。これは僕がかつてこの船で使った
                   カメラ機材なんだ・・・。」


                  「おじいちゃん、本当なの?」



                  「これが例の写真です。」


                  マックスと伊部が引き揚げられた写真を英二に見せる。


                  「あぁ・・・アッシュ!!」


                  そう言って英二は一筋の涙を流した。


                  「おじいちゃん、大丈夫?」
                  アキラが心配する。


                  「うん・・・うん・・・まさか今、写真の中の
                   彼に出会えるなんて・・・」


                  英二は優しく穏やかに微笑む。


                  その笑顔を見たマックス・伊部・アキラは 英二が
                  「アッシュ」と言う人物に対して大切な想いを抱いて
                  いるのがわかった。



                  「あぁ、僕はあの時の事を今でも忘れずに
                   覚えているよ・・・」


                  英二はかつての体験を語りだした。


                  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


                  その日、ポーカーゲームで勝ち、豪華客船タイタニック・バナナ号
                  の三等室の乗船チケットを手に入れた奥村英二は 意気揚々と
                  豪華客船に乗りこんだ。


                  仲間が英二に声をかける。

                  「エイジ!元気でな!お前の夢を叶えてこいよ!」


                  「うん!僕はアメリカに行って絶対成功するよ!」


                  タイタニック・バナナ号は当時最新設備を誇る超豪華客船だった。
                  乗客は、観光・贅沢目的の上流階級と 移民として新天地アメリカに
                  渡ろうとする労働者階級に分けられた。


                  上流階級は上デッキの一等客室が用意されたが、英二は労働階級だったので
                  船底の三等客室を利用することになった。


                  「なんて大きくて豪華な客船なんだ・・・」


                  下デッキにいた英二は感激して目を上げると、上デッキに美しい少年が
                  見えた。


                  若くブロンドの髪で緑色の瞳の美少年だ。服装から彼が上流階級だと
                  いうのがすぐ分かった。


                  彼は憂いのある表情で遠くを眺めていた。どこか冷めた何かを諦めて
                  しまったような表情。英二はその表情に目が離せなくなった。


                  「あ・・・」


                  英二はふと少年と目があった。少年はじっとこっちを見ている。


                  「どうも、こんにちは!今日はいい天気だね!」


                  英二はニコッと笑って少年に手をふった。
                  少年は驚いたようだが、英二の笑顔に少しだけはにかんだ。



                  その時、少年の背後から声がした。
                  誰かに呼ばれたようだ。


                  英二のいる場所からは誰なのかよく見えない。


                  少年はもう一度英二をじっと見てから、その場を去った。

                  英二は彼が何か自分に伝えたい気がしてならなかった。


                  <続> ※この下に英二のつぶやきがあります



                  新シリーズのご感想はいかがでしょうか?もし楽しんで頂いたのなら、
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                  英二のつぶやき
                  「あのコの瞳、何か言いたそうだったな・・・」
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                  | 夢妄想・シリーズ編 | 04:39 | - | trackbacks(0) | - | - |
                  もしも月龍がアッシュや英二に魔法をかけたら
                  0


                    らぶばなです。今日は調子がよいので2回目の更新です。


                    明日から長編シリーズを連載するので、
                    その前に面白いお話を掲載したくなりました。


                    私の面白いと思うポイントはずれているかもしれませんが・・・
                    まぁいいでしょう。進めましょう。


                    今回は月龍が魔法使いになって、バナナフィッシュのキャラ
                    に魔法
                    をかけます。


                    その人に最もよく似たモノに変えることができるという
                    魔法です。


                    このネタは、歩いていた時にふとあるお宅の庭を見た時に
                    思いつきました。


                    オチはたいしたことありませんが・・・

                    ※以下、夢妄想です。よければお楽しみ下さい。



                    【もしも月龍がアッシュや英二に魔法をかけたら】


                    僕は魔法使い月龍
                    得意な魔法は、人の形を変えることができるんだ。


                    どんな形になるかは分からないよ。
                    その人に最もよく似たモノになるみたいだけど。


                    まずはアッシュを変えてみようか。
                    書斎で本を読んでるみたいだ。
                    エイッ!


                    アッシュはエンジェルの置物になった。

                    (へぇ・・・よく似合っているじゃないか。)



                    しばらくして、書斎に英二が入ってきた。


                    「あれ?アッシュいないの?
                     ・・・何これ?すごく綺麗な像だなぁ
                     まるでアッシュみたい」


                    英二は不思議そうにヴィーナス像を見つめて
                    ニッコリとほほ笑んだ。

                    そしてアッシュが戻ってきた時にコーヒーを出せるよう、
                    リビングへコーヒーの準備をしにむかった。



                    魔法使い月龍は、アッシュへの魔法を解いて
                    今度は英二に魔法をかけることにした。


                    つぎは英二を変えてみようか
                    キッチンでコーヒーの準備をしているな。
                    エイッ!


                    英二は忍者たぬき像になった。

                    (へぇぇ。英二の雰囲気にピッタリだな。
                     でもなぜ忍者なんだろう?)


                    しばらくして、魔法の解けたアッシュが
                    リビングにやってきた。


                    「英二、コーヒーいれてくれよ。
                     ・・・っていないのか?
                     あれ?何だこれ?すごく可愛い像だなぁ
                     まるで英二みたいだ」


                    アッシュは不思議そうに忍者タヌキの置物を
                    見つめた後、ニヤリとほほ笑んだ。

                    そしてコーヒーを入れにキッチンへむかった。



                    (あの二人、同じ反応だなぁ)

                    魔法使い月龍は英二の魔法を解いた。


                    あ、ついでだからこの人に魔法をかけてみようか。
                    魔法使い月龍はディノ・ゴルツィネに魔法をかけてみた。

                    エイッ!

                    ゴルツィネはタコのぬいぐるみになった。


                    (面白いからそのままにしておこうか)


                    翌日、マフィアのトップのベッドの上には
                    タコのぬいぐるみが置いてあるのを側近が
                    不思議な目でみるのであった。


                    「パパ・ディノはどこへ・・・?」

                    <完>


                    脱力モードで作ったおふざけギャグです。
                    もし楽しんで頂いたのなら、下の拍手ボタンを押して
                    いただけると更新頑張ろうかな・・・という気持ちになります。

                    何かメッセージを入れてくださると、なお嬉しいです(笑)

                    | 夢妄想・もしも編 | 21:55 | - | trackbacks(0) | - | - |
                    ザ・バナナフィッシュオークション
                    0

                      おはようございます。BANANA DREAMのらぶばなです。

                      今日は楽しい?ギャグ編のお話です。

                      バナナのキャラクターが自分の持ち物をオークションにかけて
                      その値段を競います。誰の持ち物が一番最高値がつくでしょう?

                      会場中が大騒動を起こすほどの商品をなぜマックスが持って
                      いるのかは、原作11巻をみればすぐわかりますよね?
                         ▼▼


                      あなたならだれの、何が欲しいですか?
                      以下、夢妄想です。お楽しみ下さい・・・





                      【 ザ・オークション (勝ち抜きトーナメント) 】


                      「特別番組 ザ・オークション 司会のショーターです。

                       この勝ち抜きトーナメント式のオークションのルールは、
                       「バナナフィッシュのキャラクターが自分が使用した物を
                       オークションにかける」
                      ことです。

                       
                       購入希望されるお客様は希望価格を1回だけ発表し、最高値をだした
                       お客様が商品を獲得できます。
                       尚、勝ち抜きですので、バナナの各キャラクターが次々自分の持ち物を
                       出品し、より高い方が勝者とします。」




                      会場は最高に盛り上がっている。それぞれお目当ての品があるらしい。


                      アッシュと英二は舞台裏から会場をのぞきこむ。


                      「アッシュ、すごい熱気だね・・・僕の商品いくらになるかな?」


                      「英二、値打ちのでそうな商品を持ってきたか?
                       客はかなりマニアだぞ。」

                      「うーん・・・」


                      いよいよ勝ち抜きトーナメントがはじまった。

                      「では皆様、お待たせしました。トーナメントの順番は
                       くじ引きで決定しております。
                       トップバッターは・・・奥村英二様!」


                      「は・・・はい!僕です・・・。」


                      「では商品を出して下さい。」


                      「はい、僕は『少年サンデーの最新号』を持ってきました。」


                      「購入希望者は価格を発表して下さい!
                       価格発表できるのは1回だけですよ!」


                      一斉に価格が発表された。


                      「最高価格は・・・シン様!500円で決定です。

                       シン様の購入理由は、『最新号の少年サンデーをまだ
                       読んでいないから』
                      との事です。
                       ではこの500円の少年サンデー最新号を基準に次の
                       オークションを勝ち抜き式で行います。」




                      次のオークション発表者はブランカだった。


                      「ではブランカ様、商品を発表して下さい。」


                      「ええ、私は愛読書ヘミングウェイの
                       『ISLAND IN THE STREAM 』を持ってきました。」


                      「購入希望者は価格を発表して下さい!
                       最高価格は・・・ジェシカ様!3000円で決定です。

                       ジェシカ様の購入理由は「イケメンだから」との事。
                       どうやらブランカ様の隠れファンのようです。
                       勝ち抜き戦の勝者はブランカ様です。」


                      次のオークション発表者は月龍だった。


                      「では月龍様、商品を発表して下さい。」


                      「ええ、私は奥村英二君を刺した『針』を持ってきました。」


                      「購入希望者は価格を発表して下さい!
                       最高価格は・・・伊部俊一様!10,000円で決定です。

                        少々マニアックな品ですが、伊部様は大事な英ちゃんが
                       もう針でさされないように
                      という親心からお買い上げ決定です。
                       勝者は月龍様です。」

                       


                      次のオークション発表者は伊部だった。


                      「では伊部様、商品を発表して下さい。」


                      「ええ、私は高校時代の奥村英二君を撮影し、受賞した
                       『キャノンのポスター』
                      を持ってきました。」


                      「購入希望者は価格を発表して下さい!
                       最高価格は・・・アッシュ様!100,000円で決定です。

                        アッシュ様はこのポスターをどうしても見たかったのと
                       他の人に見せるのがおしい
                      という事でお買い上げ決定です。
                       勝者は伊部様です。」


                      少しずつ価格が上がってきた。
                      会場はますます盛り上がる。


                      次のオークション発表者はシンだった。


                      「ではシン様、商品を発表して下さい。」


                      「俺は自分の攻撃用武器の『飛竜牙』を持ってきたよ。」


                      「購入希望者は価格を発表して下さい!
                       最高価格は・・・月龍様!500,000円で決定です。

                        さすが若様、お金持ち!購入理由は「別に。退屈しのぎだよ。」
                       とか言ってますが、裏情報によると月龍様はシンの隠れファンだ
                       そうです。勝者はシン様です。」

                       


                      次のオークション発表者はアッシュだった。


                      「ではアッシュ様、商品を発表して下さい。」


                      「ああ、俺は愛用している『眼鏡』を持ってきたぜ。」


                      「購入希望者は価格を発表して下さい!
                       最高価格は・・・ゴルツィネ様!3,000,000円で決定です。

                        さすがゴルツィネ様!アッシュの為なら金を惜しみません。
                       購入理由は「ワシのコレクションのはく製にかけるから」という事。
                       恐ろしい・・・一体はく製は何体あるのでしょうか?

                       おっと白い手袋をはめた側近たちが現れて、ヒノキの化粧箱に
                       眼鏡を入れて持ち帰りました。かなり手慣れた様子です。
                       勝者はゴルツィネ様です。」



                      さすがに3,000,000円を超える品物はないと誰もが
                      思った。そして最後のオークション発表者はマックスだった。


                      「おっさんが?何を出品すんだよ?」


                      「マックスは何か企んでるんだよ。
                       だって顔が自信満々じゃないか。」

                       


                      「さて、マックス様、最後になりますが 商品を発表して下さい。」


                      「俺はアッシュが着用した『ナース服』を持ってきたよ。
                       まだ洗濯すらしていないぜ!!」


                      「購入希望者は価格を発表して下さい!
                       おおっと、購入希望者が世界中から殺到しています!
                       恐らく過去最多数でしょう!
                       価格も相当な金額になっているものと思われます!


                       先ほどアッシュの眼鏡を落札したゴルツィネ様が悔しそうに見ています。
                       そうなんです。落札者は次のオークションに参加できません。
                       

                       ゴルツィネ様、闇の力を使おうとどこかに連絡し始めましたが、
                       間に合うのでしょうか?
                       

                       そして、あぁ・・・全くコンピューターが反応いたしません!」


                      ようやくコンピューター画面に表示された文字は・・・


                      『アッシュ着用ナース服、ザ・プライスレス』


                      「コンピューターが計算を放棄いたしました!よって棄権とみなします!
                       最高価格はアッシュ様ご愛用の眼鏡になりますので、
                       『ザ・オークション 勝ち抜きトーナメント』の優勝者は
                       アッシュ様です!!」


                      <完>
                       



                      うーん、オチがつまらない(笑)
                      もし楽しんで頂いたのなら、下の拍手ボタンを押していただけると
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