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BANANA DREAM

少女漫画BANANAFISHの二次創作ブログです。アッシュと英二の幸せな日常話を中心に、バナナフィッシュのキャラクター達とのギャグ・パロディ創作小説を掲載しています。
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もしも映画タイタニックをアッシュと英二が演じたら・3
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    らぶばなです。朝から妄想モード全開です。少し私の
    妄想遊びに付き合って下さい(笑)

    今回のタイタニック編の創作中に、ふと思いました。
    「豪華客船がイメージできない・・・」

    悲しいことに、私はフェリー、又は釣り船しか乗船した事がありません。
     
    少しだけ船について調べてみました。
    タイタニック号は全長268.8m、高さ10.5m、最大幅28.2m
    あったようです。

    日本の豪華客船といえば、100日かけて世界1周を行う飛鳥
    です。飛鳥兇倭環坑横苅院ィ娃蹇高さ約45m、幅29.6mで、
    ビル15階の高さになるようです。

    全長と幅はほぼ同じなのに高さが全然違いますね。
    45mってマンションごと動いてるみたい・・・・・・。

    そしてタイタニック号のアメリカまでの乗船料は1等料金で約575万円、
    飛鳥鏡こΠ貅旅行はロイヤルスイートで2000万円以上必要だそうです。

    さすが豪華客船ですね!ゴルツィネならアッシュを連れて乗船しそうです。

    豪華客船タイタニックから現代の飛鳥兇泙任忙蠅襯ルーズ船について
    もっと詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
       ▼▼
     

    前回、アッシュと英二は少しずつお互いの心を通わせ始め
    ますが、アッシュにはいろいろと事情があるようです。
    そして2人の仲を邪魔する人物が・・・・・・。

    ※以下、バナナフィッシュ創作小説です。お楽しみ下さい。



     【もしも映画タイタニックをアッシュと英二が演じたら・3】


    アッシュは英二に壮絶な過去を語りだした。
    幼少時の殺人事件、家出、男娼、闇グループ、
    そしてこれから行われる望まない養子縁組・・・


    英二は船首で美しい夕日を眺めてながら聞いていた。
    この美しい夕日とは対照的な、想像し難いアッシュの暗く
    悲しい道のりを知った。


    「俺はたくさんの罪を犯した。あいつらに利用されても仕方ない。
     もう戻れない運命なんだ。あのタコ親父の跡取りになるしか・・・。」


    遠くを見てアッシュが言う。美しい緑色の瞳は、あまりに悲しげだった。
    英二がアッシュの目をまっすぐ見て言う。


    「・・・アッシュ、アメリカに着いたら僕と一緒に住まないか?
     きっと君は生まれ変わることができるよ!」


    「英二・・・どうして俺と?」


    「どうして・・・?僕は君が気がかりなんだ。
     運命は自分で変えることが出来ると言ったよね?
     アッシュ、君も勇気を持てば運命を変えることができる。」


    その時、船首にやってきたフォックスと部下達が
    アッシュに声をかける。


    「アッシュ、何をしているんだ。探したぞ。」


    「フォックス・・・」


    「ゴルツィネ氏とディナーの約束だろ?
     ところで・・・彼は誰だ?」


    「彼は俺の友人だ。」


    「友人?ふぅん・・・見たところ、失礼だが上流階級の
     人間だとは思えないが・・・」


    フォックスがジロリと英二を睨む。


    「僕はエイジ・オクムラと言います。19歳です。
     アッシュとはこの船で知り合って友達になりました。」


    英二はそう言って、フォックスに握手を求めた。
    だがフォックスは握手には応じず アッシュの腕をひっぱった。


    「アッシュ、今すぐ支度をしろ!」


    「何すんだよ、おっさん!離しやがれ!」


    「そんな下品な口を聞くな。下流階級の人間といると
     ロクな影響を受けやしないな!」


    そういって、フォックスはアッシュの頬を数発平手打ちした。


    それを見た英二が、思わずアッシュの前に立ちはだかる。
    両手をひろげ、アッシュをかばう。


    「上流であろうと下流であろうと、無抵抗の人に暴力を振るう
     だなんて・・・貴方は最低だ!!」


    「小僧・・・」


    「フォックス様、そろそろディナーが始まります!
     それにアッシュの顔にアザでも残るとゴルツィネ氏に
     虐待だと疑われてしまいます。」


    部下に言われフォックスは我にかえる。


    「小僧、今回は見逃してやろう。もうアッシュに近づくな。
     アッシュ、10分で支度をしてこい。」


    英二はアッシュの口元から血が出ているのを見た。


    「アッシュ、これを使って。」


    英二はハンカチをそっとアッシュに渡した。


    「英二、ありがとう・・・」


    アッシュは笑ってハンカチを受け取った。
    そしてフォックスとその部下達によって連れて行かれた。

     


    1等客室のダイニングルームでは、豪華な食事会が
    はじまっていた。


    コルシカ財団トップのゴルツィネとその取り巻き達が
    すでに席についている。


    伯父のフォックスとアッシュがダイニングルームに
    やってきた。


    「ムッシュウ、遅れて申し訳ござません。」


    「いいや。構わないよ。美しい我が息子が来るの
     を楽しみにしていた・・・。」


    ゴルツィネは満足そうにアッシュを見る。
    アッシュは鳥肌がたった。


    二人が席につくなりゴルツィネが語りだした。


    「養子縁組の正式な手続きはアメリカに着いたらすぐとりかかろう。
     今日はその前祝いだ。アッシュ、受け取ってくれ。」


    そういってアッシュに小さな小箱を渡す。

    アッシュは恐る恐る箱を開けると 煌びやかな
    翡翠のピアスが入っていた。翡翠の周りにはダイヤモンドが
    散りばめられている。


    「おお・・・これは何と美しい!!」


    「アッシュ、お前の緑の瞳と同じ宝石をプレゼント
     したかったんだ。金の事を言うのもなんだが・・・
     時価3億の宝石だ。」


    「3億!これは何と素晴らしい!
     アッシュ、お礼を言いなさい。」

    フォックスが興奮して言う。


    (フォックス、お前は絶対にこの宝石を売るつもりだろ・・・)

    アッシュは心の中でそう思った。


    「どうも・・・ありがとうございます。」


    アッシュは無表情で答える。


    豪華な食事も、煌びやかな宝石も、取り巻き達の賞賛も
    アッシュの心を満たすものは何一つなかった。


    浮かない顔のアッシュに気付いたゴルツィネが
    問いかける。


    「アッシュ、お前は新しい友達ができたようだね。
     私の部下が君たちを見たと言っていたよ。
     どういったお友達かね?」


    「いえ・・・ただ少し話しただけです。
     特に深い関係ではありません。」


    「そうかい。それならよかった。
     お前は付き合う人間を選ばないと駄目だぞ。」


    ゴルツィネと英二の話はしたくなかった。
    自分との関わりを知られて危険な目にあわせたく
    なかった。


    だがアッシュは気が付けば英二の事を考えていた。


    (あいつに会いたいな・・・また会えるかな・・・)


    そう思いながら、さっき英二から渡されたハンカチを
    手にした。


    すると、小さなメモが挟んである事に気がついた。


    『今夜23時、上デッキにて。E 』 


    <続>  ※この下にアッシュのつぶやきがあります。



    この後2人がどうなるか楽しみですね。
    そして、原作からのセリフを少しずつ入れているのに気づかれて
    ますでしょうか?

    もし楽しんでもらえたら、下の拍手ボタンを押していただけると
    嬉しいです。あなたの感想も聞かせて下さい。

    アッシュのつぶやき
    「英二に会える・・・・・・」
    | 夢妄想・シリーズ編 | 05:10 | - | trackbacks(0) | - | - |
    もしも映画タイタニックをアッシュと英二が演じたら・2
    0
       
      BANANA DREAMのらぶばなです。

      先日、素敵なイラストを描かれる「いきあたりばったり」の
      臼井ころも様とリンクをさせていただきました。

      イラストを見てから、コスプレが気になって
      仕方ありません(笑)

      映画タイタニックは、衣装も素敵でしたね。
      このタイタニック長編でアッシュと英二が着る服に
      近いイメージの衣装があるか探しました。

      結論からいうとまだ見つけていないのですが、
      その代わり、二人にコスプレしてもらいたいと思う
      衣装
      がたくさんありました!

      たとえばこちらの素敵なサイト様では
      巫女さん、メイドさんの衣装がありました。
        ▼▼
       
      巫女さんは英二、メイドさんはアッシュ!?

      その他専門職の衣装が多かったサイト様です。
       ▼▼

      アッシュにはナースとチアリーダー、
      またはパイロットや消防士を・・・・。
      そして英二にはコンビニ店員やシェフを・・・・・。


      一番笑えたのはこちらです。
       ▼▼

      何といってもこちらのパイレーツ風海賊ファッション
      の華やかさはすごい!ぜひアッシュに着てもらいたいです!

      イラストを描かれる皆さま、ぜひこんなコスプレをした
      アッシュ&英二を描いてみませんか?(←私の願望)

      すみません、話が脱線しすぎですね。

      さて、話を元にもどしましょう。
      名作タイタニックをバナナフィッシュ・バージョンで
      創作小説を作るという、無謀な長編シリーズ2回目です。
        ▼▼

      ジャックを英二とアッシュのどちらに演じてもらうか悩みました。
      ジャックがアッシュじゃないの?と思う方もいるかもしれませんが・・・

      ぜひ皆様の感想を聞かせていただけると嬉しいです。

      ※以下、夢妄想の二次創作です。お楽しみください。



      【もしも映画タイタニックをアッシュと英二が演じたら・2】

      17歳のアッシュは、フランス人の大富豪でコルシカ財団トップの
      ゴルツィネ氏と、彼との養子縁組を強要した伯父のフォックスと共に
      一等客室に乗船していた。

      アッシュが部屋で休んでいるとフォックスが入ってきた。

      「アッシュ、今朝はゴルツィネ氏に挨拶を済ませてきたか?」

      「ばかばかしい。何で朝昼晩と挨拶しなきゃいけないんだ。」

      「もっと紳士らしく丁寧に話しなさい。
       それにあの人は、もうすぐお前の養父になるお方だぞ?」

      「何が父親だ。お前が勝手に決めたことだろう?」

      アッシュがひどく怒って反抗する。

      「伯父に向かって何て言葉だ。」

      「伯父?よく言うよ。血のつながりなんてないくせに。 
      お前は嘘をついているだけじゃねぇか。俺を利用しているだけだろ。」

      アッシュはテーブルを思い切り拳で叩く。

      フォックスがニタリと笑う。

      「確かにお前の伯父というのは全くの嘘だ。でもそんな事は
       マフィアのゴルツィネ氏には関係ない。
       彼は優秀で若いお前の才能に目をつけた。跡取りとして、
       そしてお前自身を欲しがっている・・・。」

      そう言ってアッシュの肩をつかむ。

      「やめろ!俺に触るな!」

      アッシュはその手をはらう。

      フォックスはアッシュの髪を乱暴につかんで言った。

      「家出して身よりのないお前を拾ってやったのは俺達の
       闇グループだぞ。ただの男娼だったお前の才能を
       見込んで、一流階級のお坊っちゃまに見えるようしたてて
       やったんだからな。」

      「もう十分働いただろうが。金持ちや政治家の相手もしたし
       詐欺・強盗・強奪・・・数え切れないぐらいな!」

      「いいや、まだだ・・・俺達のグループはアメリカを拠点に
       活動するつもりだ・・・。周りの連中を押さえるのにカネが
       必要なのは知ってるだろう?
       コルシカ財団の豊富な金は魅力的だ・・・。
       お前がゴルツィネの跡取りになればすぐに問題は解決する。」

      「くそったれ!」
      アッシュが舌打ちする。

      「ゴルツィネはお前の若さ・美しさ・頭の良さにすっかり
       惚れこんでいる。ヤツは女がダメだ・・・若い男しか
       愛せない。いいか、これは命令だ。あいつの跡取りになれ!
       俺達から逃げれると思うな!」

      フォックスがアッシュの首をしめて脅す。

      アッシュの脳裏に子供時代の悲しい記憶が蘇る。
      恐ろしい体験・トラウマに体が震える。

      「お前の体と肉は未だに忘れられないはずだ。
       妙な事を考えるとまた痛い目にあうぞ」

      そう言い残してフォックスは部屋を出た。





      その日の夕方、絶望感でいっぱいになったアッシュは、タイタニック・
      バナナ号の船首に立っていた。乗客はディナーに参加するため
      それぞれの部屋で身支度を整えており、船首に人はいなかった。

      ここから投身自殺をしようと アッシュは考えていたが
      若干ためらいもあり、立ちすくんでいた。

      そこに、たまたま外の空気を吸いに来た英二がアッシュを見つけた。
      (あの少年だ!何してんだろ?あ、危ない!)
      急いで船首へむかう。

      「こんばんは」

      英二は一声かけてからアッシュのそばに近づいた。
      そして突然 自分の靴や靴下を脱ぎ始めた。

      アッシュは驚いて英二を見る。

      「え、何?」

      英二は明るくアッシュに言った。

      「海の中は冷たいよ。飛び込むなら僕が一緒に付きあってやるよ!」

      「・・・・ぷっ!」

      冗談めかして言う英二に、アッシュは穏やかな心に戻り笑ってしまった。
      そして英二の言う事を聞いて柵からデッキに戻ってきた。

      「僕、エイジ・オクムラって言うんだ。君の名前を教えてくれる?」

      「俺は、アッシュ・リンクス・・・」

      「アッシュ、どうしてあんな事をしようと思ったの?」

      「これ以上生きていても仕方ないと思ったんだ。
       死はたまらなく甘く誘惑に満ちたものに思えた・・・。」

      「アッシュ、君はまだ未成年だろ?何歳なの?」

      「17歳だよ。」

      「えっ!僕より2歳も年下なの?」

      「英二は俺より年上なのか。そうは見えないな。」

      「ねぇアッシュ、何があったのか分からないけど
       人の運命は変える事ができるんだよ。僕は君が自殺する
       運命には見えないな。どうせ死ぬつもりだったら
       その前にちょっと僕と付き合ってよ。」

      英二はアッシュの手をとって走りだした。

      「えっ・・・ちょっと、どこへ行く?英二?」

      驚いたがアッシュは英二に引っ張られるまま付いて行った。

      「僕は自分の運命を変える為にこの船に乗ったんだ!
       君の運命も一緒に変えてあげるよ!」
       

      アッシュの手をつないだまま英二は船底の三等部分まで
      連れて行った。

      英二は陽気に踊る連中の中に堂々と入っていった。

      「アッシュ、一緒に踊ろう!ねぇ皆、いいでしょ!」

      「あぁもちろん、兄ちゃん達、おいで!踊って飲もう!」

      「うわ・・・!」

      アッシュは驚きながらも にこやかに笑う英二と陽気な音楽に
      つられて踊りだした。

      「アッシュ、上手だね!」

      「あぁ踊りは 教師から教えられたからな」

      二人はひとしきり踊ったあと、酒を飲み、手をつないだまま
      子供のように船底を探検しだした。

      「アハハハ・・・!英二、何だか探検している
       みたいだな!こんな気分良いのは初めてだ!」

      「ねぇアッシュ、君ってすごく明るく笑うよね。
       僕は君のそういう表情好きだよ。」

      突然英二にそんな事を言われてアッシュは照れる。

      「何だよそれ、俺はもともと明るいぞ!」

      アッシュは実際とても楽しかった。

      常に誰かに束縛されて、自由の無い生活を送ってきた
      アッシュにとって、英二と過ごすこの時間が楽しくて
      解放的で嬉しくてたまらなかった。

      子供のように二人は笑いあい、再び船首に出た。
      さっきとはまるで違う空気感。アッシュはスッキリとした
      気分になっていることに気がついた。

      「もう妙な事考えないよね?」

      英二が優しくアッシュに言う。

      「こうすると気持ちいいよ。」

      進路方向に向かって英二が自分の両手を大きく広げようとしたが
      風がきつくて英二は よろめいてしまった。

      「うわっ・・・おっと・・・」

      「英二、何やってるんだよ。」

      そう言ってアッシュは英二の後ろで体を支えた。

      「英二、目を閉じて両手を広げてみろよ。」

      英二はゆっくりと両手を広げた。

      「アッシュ、まるで空を飛んでるみたいだよ。」

      「よーし、英二、目を開けてみろよ。」

      英二の瞳には美しい夕焼けが映った。

      「アッシュ、綺麗な夕日だね。いま僕たちは自由に
       羽ばたいているみたいだよ。」

      「そうだな、豪華客船なんかバカバカしいと
       思ったが・・・。この夕日だけはまぁ見れるな。」

      「アハハハ・・・!!
       君って上流階級なのに、どうしてそんなに口が悪いの?」

      英二が笑いながら聞く。

      「成り上がりだからな。」

      「えっ?」

      アッシュが俯いて言う。

      「本当は・・・俺は上流階級の人間じゃない。
       あいつらに利用されているだけなんだ。」

       <続> ※この下にアッシュのつぶやきがあります。
       
      もし楽しんで頂いたのなら、下の拍手ボタンで応援よろしくお願いします。
      このタイタニック編はぜひ皆様のご感想を教えてもらえるとすごく助かります。
      拍手ボタンからメッセージを送れるので、ぜひよろしくお願いします!


      アッシュのつぶやき
      「あいつは 今まで出会ったヤツと違う・・・・・・」
      続きを読む >>
      | 夢妄想・シリーズ編 | 08:27 | - | trackbacks(0) | - | - |
      もしも映画タイタニックをアッシュと英二が演じたら・1
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        らぶばなです。また長編シリーズをはじめます。

        妄想の元ネタは、タイタニック
          ▼▼


        誰もが知っている名作ですね。かつて映画館で涙した
        方は多いのではないでしょうか?


        内容は「豪華客船に偶然乗合わせた貧しい青年と令嬢が、
        身分を超えて結ばれるものの、沈む船と共に引き裂かれる
        運命のお話」
        です。


        生きてきた世界が違うところや、引き裂かれる運命など、
        どこかアッシュと英二に結びつく部分があるのではないかと
        思いました。


        この名作をアッシュと英二が演じたら、感動的な話に
        なるのでは・・・と夢妄想をしました。


        ジャックとローズの立場が何度か入れ替わりますが、その辺り
        は気にせず流してください・・・。どういう結末になるのか
        自分でも楽しみです。


        色々と設定に無理がありますが(←ありすぎ!)細かいところは
        触れずに進めていきますので、お許し下さい。


        ※ 以下、夢妄想話です。お楽しみください・・・



        【もしも映画タイタニックをアッシュと英二が演じたら・1】



        トレジャーハンターのマックスは、北大西洋の海底に沈む
        タイタニック・バナナ号を発見し、調査を行っていた。


        調査船を見守るマックスは、タバコを吸いながらつぶやく。

        「まだお宝は見つからないのか・・・。」


        友人で新聞社の専属カメラマンである伊部俊一がマックス
        に問いかけた。


        「マックス、本当に財宝はあるのか?えーっと、
         何というお宝だっけ?」


        「『翡翠のピアス』だよ。お宝は絶対にあると確信しているぜ。」


        その時、調査船から連絡が入った。

        「俊一!金庫が見つかったらしい!」


        「何!本当かそれは?」


        引き揚げられた金庫から出てきたのは
        お目当ての『翡翠のピアス』ではなく、写真だった。


        伊部が興味深く写真を見つめる。


        「すごいな。色あせてしまっているが 保存状態がいいぞ。
         この写真に写っているのは、少年か?
         まるで映画俳優のような美少年だな。」


        「俊一、関心してる場合かよ。俺はてっきり『翡翠のピアス』だと
         思ったのに。」


        「マックス、焦るなよ。この写真を新聞に載せるんだ。そして
         タイタニック・バナナ号の生存者からの情報を得よう。」


        「生存者か・・・そうだな、やってみよう。」


        こうして翌日にはタイタニック・バナナ号から引き揚げられた金庫
        から美少年の写真が発見されたことが新聞に掲載された。

         

        アメリカのグリニッチ・ヴィレッジにて
        孫娘アキラと一緒に暮らす奥村英二は、タイタニック・バナナ号
        の調査報告の新聞記事を読んでいた。


        「アキラ、この新聞社のマックスという人に
         連絡を取ってくれるかい?」


        「えぇ、分かったわ。でもおじいちゃん、どういった用件なの?」


        「タイタニック・バナナ号から引き揚げられた写真の件だよ。
         僕は、その写真のモデルを撮影したカメラマンなんだ。」

         

        トレジャー・ハンターのマックスの元に伊部から連絡が入った。
        伊部はたいそう興奮していた。


        「マックス!タイタニック・バナナ号の生存者から連絡がきたぞ!」


        「何だと!誰なんだその人物は?」


        「エイジ・オクムラ。アメリカ在住の男性だ。
         例の写真を撮影した人物らしい。」

        「よし、今すぐ財宝さがしの依頼をしよう。」



        英二は孫娘のアキラと共にマックスに招かれた。
        かつて自分が使用したカメラ機材を見つめる。


        懐かしそうに機材を触る英二。


        「アキラ、見てごらん。これは僕がかつてこの船で使った
         カメラ機材なんだ・・・。」


        「おじいちゃん、本当なの?」



        「これが例の写真です。」


        マックスと伊部が引き揚げられた写真を英二に見せる。


        「あぁ・・・アッシュ!!」


        そう言って英二は一筋の涙を流した。


        「おじいちゃん、大丈夫?」
        アキラが心配する。


        「うん・・・うん・・・まさか今、写真の中の
         彼に出会えるなんて・・・」


        英二は優しく穏やかに微笑む。


        その笑顔を見たマックス・伊部・アキラは 英二が
        「アッシュ」と言う人物に対して大切な想いを抱いて
        いるのがわかった。



        「あぁ、僕はあの時の事を今でも忘れずに
         覚えているよ・・・」


        英二はかつての体験を語りだした。


        −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


        その日、ポーカーゲームで勝ち、豪華客船タイタニック・バナナ号
        の三等室の乗船チケットを手に入れた奥村英二は 意気揚々と
        豪華客船に乗りこんだ。


        仲間が英二に声をかける。

        「エイジ!元気でな!お前の夢を叶えてこいよ!」


        「うん!僕はアメリカに行って絶対成功するよ!」


        タイタニック・バナナ号は当時最新設備を誇る超豪華客船だった。
        乗客は、観光・贅沢目的の上流階級と 移民として新天地アメリカに
        渡ろうとする労働者階級に分けられた。


        上流階級は上デッキの一等客室が用意されたが、英二は労働階級だったので
        船底の三等客室を利用することになった。


        「なんて大きくて豪華な客船なんだ・・・」


        下デッキにいた英二は感激して目を上げると、上デッキに美しい少年が
        見えた。


        若くブロンドの髪で緑色の瞳の美少年だ。服装から彼が上流階級だと
        いうのがすぐ分かった。


        彼は憂いのある表情で遠くを眺めていた。どこか冷めた何かを諦めて
        しまったような表情。英二はその表情に目が離せなくなった。


        「あ・・・」


        英二はふと少年と目があった。少年はじっとこっちを見ている。


        「どうも、こんにちは!今日はいい天気だね!」


        英二はニコッと笑って少年に手をふった。
        少年は驚いたようだが、英二の笑顔に少しだけはにかんだ。



        その時、少年の背後から声がした。
        誰かに呼ばれたようだ。


        英二のいる場所からは誰なのかよく見えない。


        少年はもう一度英二をじっと見てから、その場を去った。

        英二は彼が何か自分に伝えたい気がしてならなかった。


        <続> ※この下に英二のつぶやきがあります



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        英二のつぶやき
        「あのコの瞳、何か言いたそうだったな・・・」
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        | 夢妄想・シリーズ編 | 04:39 | - | trackbacks(0) | - | - |
        もしもアッシュとブランカのAnother Storyがあれば・7
        0

          らぶばなです。BANANA DREAMへようこそ。

          さて、今日は最終回です。アッシュは59丁目のアパートメント
          の前で解放されました。英二との再会は・・・??

          シリーズの最終回ということで、特別バージョンの妄想話にしました。
          Pretty Mouth and Green My Eyes のきいろ様からの
          リクエスト内容をお話に盛り込んでいます。
          (リクエストの内容はあとがきに書いてます。)


          妄想話の元ネタは、
          Angel eyes―吉田秋生イラストブックBANANA FISH内の
             ▼▼   

          6.仮面の男(←ブランカ?)にお姫様だっこされるアッシュ
            (アッシュは意識を失っています・・・。)
          7.意識のないアッシュを抱きかかえ、首筋にキス(!?)するブランカ  
            (このイラストが一番疑問だ・・・)


          このイラストと、原作バナナフィッシュ13〜14巻
          アッシュ奪還までのお話を参考にしています。
          (もはや完全に別のお話になっていますが・・・)
             ▼▼   ▼▼

          ※以下、夢妄想話です。お楽しみ下さい・・・。



          【もしもアッシュとブランカのAnother Storyがあれば・7】最終回

          アッシュは59丁目のアパートメントの前で解放された。

          時間は午前5時半だった。英二と暮らすアパートに帰ってきたのは
          数週間ぶりだ。

          (まるで何年も帰って来ていない気がする・・・)


          昨夜のゴルツィネのパーティー会場で、アッシュは英二とシンを
          逃したが、英二は果たして無事に帰っているのか?

          不安と緊張を抱えたままアッシュは部屋にむかう。


          (英二、どうか無事でいてくれ)

          ドアを開ける瞬間、願わずにいられなかった。


          (もし英二が無事に戻っているのなら、
           まだベッドで静かに眠っているはずだ。)


          だが、予想に反して  早朝にしては騒々しい音が家中に
          響いていた。


          「英二?起きているのか?」


          アッシュは音のする方へ行く。


          騒音の正体は、英二がまわしている洗濯機だった。


          「まだ5時半だぞ?
           あいつ、こんな早朝から起きて洗濯しているのか?」


          英二の姿は見えないが、ベランダからかすかに物音と歌声が
          聞こえた。

          きっと英二は鼻歌でも歌いながら 洗濯物を干しているのだろう。


          「・・・・・・ハァ~」

          アッシュは呆れてため息をついた。


          英二は昨夜、パーティー会場でシンとひと騒動起こし、
          どうにか逃げてきたばかりのはずだ。


          それなのに翌朝には、こんな早朝から鼻歌を歌いながら洗濯をして、
          とっくに日常の生活に戻っている。


          しかも洗面台には「アッシュのシーツを洗うこと」、「書斎の
          整理と掃除をすること」 と、今日すべき事を書いたメモまで
          置いてあった。


          「すごいヤツだな・・・英二は・・・」
           

          あきれると同時に、アッシュの緊張感がフッと解けた。
          思わずその場に座り込む。


          洗濯機にもたれかかりながら、アッシュは
          ここ数週間の間、自分の身に起きたことを振り返った。


          ゴルツィネ邸での暮らしは、望まない期待に答える
          重圧、束縛、不自由、抑圧・・・そういった負の象徴だった。
          そしてそれらはアッシュの体を蝕んだ。


          それに比べてここは ごく普通で、自由で、温かい。

          何よりも英二が近くにいるという安心感が アッシュの体を
          温かく包み込んでいる。


          単調な洗濯機の音を聞いているうちにアッシュは次第に
          眠くなってきた。

          「本当にアイツは・・・最強のオニイチャンだよ。」

          アッシュはニヤリと笑って脱力し、座りこんだまま目を閉じた。

           




          その頃、アッシュをアパートに送り届けた男が依頼主に
          連絡をしていた。


          「やぁ ブランカ。いま、あの少年を送り届けてきたよ。」


          「ありがとう。」

          「綺麗な顔の少年だったな。
           目隠しをとった彼を見て 驚いたよ。」


          「彼は何か言ってたか?」


          「『礼を言っておいてくれと』と言ってたぞ。
           あんただって気付いたかもしれないぞ。」

          「それでも構わないよ。」


          「なぁブランカ、あんたはあの少年の何なんだ?
           彼はあんたの恋人か?」


          「そうじゃない。彼は私の古い友人みたいなものだ。」


          「ふぅん、古い友人ね・・・。」

          「そうだよ。」

          「でもあんた、意識を無くしていたあの少年を大事そうに
           抱いて運んできたし、車に乗せた後で彼の首筋にキスまで
           したじゃないか。てっきり恋人かと思ったよ。」


          「あの少年から今回の報酬をもらったのさ。」

           




          ベランダで洗濯物を干していた英二が部屋に戻ってきた。


          「そろそろ洗濯機は止まったかな?」


          そして洗面脱衣室へ行くとそこには洗濯機にもたれて
          座り込んだまま眠るアッシュがいた。



          「アッシュ!?・・・いつの間に戻ってきたんだよ!!
           しかも なんでこんな所で座って寝てるんだよ!!」


          英二はあきれてアッシュを見る。
          さっきまでアッシュが英二に対して同じように呆れてたとは
          夢にも思わない。


          (アッシュはどうやって戻ってきたのだろう?)


          でも今はその理由を聞くのはやめよう。
          何があったにせよ、英二にとっては
          アッシュが戻ってきた事実が嬉しかった。


          「まるで猫みたいだな・・・。」


          英二はクスクス笑って、猫をなでるように アッシュの頭を
          なでた。


          「う・・・ん」とかすかにアッシュが笑う。


          安心しきった、気持ちよさそうな寝顔だ。
          今は悪夢ではなく、楽しい夢をみているのかもしれない。



          「いい夢見てるのかな? 本当は今すぐ起こして
           君に『お帰り』と言いたいんだけど・・・。
           今は我慢しておくよ・・・アッシュ。」


          英二はアッシュの体に毛布をかけ、隣に同じように座り
          こんでその肩にもたれかかった。


          「無事でよかった・・・
           アッシュ、しばらく こうさせてくれよ。」


          英二の掃除・洗濯は中断されたが、二人が暮らす
          この家は 再びあたたかな愛情で包まれていた。


          <完> ※あとがきが下にあります



          【あとがき】
          アッシュとブランカのAnother Storyシリーズ終了しました。
          もし楽しんで頂いたのなら、下の拍手ボタンを押していただけると
          嬉しいです。一言メッセージもどうぞ。

          今回はお世話になっている きいろ様からのリクエストを最終回に
          使わせていただきました。
            ↓↓
          「外での殺伐としたやりとりで神経をすり減らしてきた
           アッシュが早朝帰宅したら、英二が洗濯を始めていて、
           (英二の姿は見えないけど) その気配と日常風景に
           緊張がほぐれて床で寝てしまい・・・そして英二に発見される」


          きいろ様のイメージを壊していなければいいのですが(笑)
          私は今回の内容にピッタリのリクエストだと思います。

          妄想話がシリアス系だったので、最後はアッシュにほのぼのして
          もらいたいと思っていたので、きいろ様のリクエストを使わせて
          いただきました。

          長くなりましたが、お付き合い頂きましてありがとうございます。
          ご意見等 お気軽にどうぞ。
          5月末までのリクエストキャンペーン終了まであとわずかです。
          続きを読む >>
          | 夢妄想・シリーズ編 | 04:29 | - | trackbacks(0) | - | - |
          もしもアッシュとブランカのAnother Storyがあれば・6
          0

            らぶばなです。BANANA DREAMへようこそ。
            妄想話への拍手・応援をいただき、とても感謝しております。

            毎日妄想話を続けてよかった・・・(涙)

            さて、このシリーズも終盤です。今回の妄想話元ネタは、
            Angel eyes―吉田秋生イラストブックBANANA FISH内の
               ▼▼   

            6.仮面の男(←ブランカ?)にお姫様だっこされるアッシュ
              (アッシュは意識を失っています・・・。)

            このイラストと、原作バナナフィッシュ13〜14巻
            アッシュ奪還までのお話を参考にしています。
               ▼▼   ▼▼

            ※以下、夢妄想話です。お楽しみ下さい・・・。




            【もしもアッシュとブランカのAnother Storyがあれば・6】

            屋敷に戻ったゴルツィネがようやく目を覚ました。
            そして側近に尋ねた。


            「アッシュはどこへ行った?」


            「それが・・・坊ちゃまの行方が分からなくなりました。」


            「そんな!あやつは意識を失っていたはずだぞ!?」


            「はい、確かに・・・。目撃情報によりますと、
             仮面をかぶった大きな男が坊ちゃまをさらっていったと・・・。」


            「仮面をかぶった大きな男?私を襲ったヤツか?」


            ゴルツィネは自分を襲った人物が「大男」であることが気になった。


            「ブランカを呼んでくれ。」



            ブランカが月龍と共にやってきた。


            「ムッシュウ、心配しましたよ。」
            「ムッシュウ、お体の方は大丈夫ですか?」


            「あぁ、こちらこそせっかくパーティーにお越しいただいたのに
             申し訳ありません。
             残念ながらアッシュに逃げられてしまったよ。」


            「アッシュはどうやって逃げたのかな?」

            月龍が不思議そうに聞く。


            「ブランカ・・・君はあの騒動の中どうしていた?
             不審人物を見なかったか?」


            「いいえ、煙の量がすごかったので・・・若様を探すのに手間取って
             しまいました。」


            「ブランカ・・・君を疑う訳じゃないが、不審な大男がアッシュを
             さらったという目撃証言があるんだよ。」


            「ムッシュウ、それはありません。ブランカと離れたのは5分位だし
             彼が僕を見つけた後はずっと一緒でした。僕の屋敷にも一緒に
             帰りました。」

            月龍がブランカをかばう。

            「・・・そうでしたか。ブランカ、気分を害して悪かったね。
            大男なんてこの世にはいくらでもいる。
            私はどうかしていたよ。」


            「とんでもございません・・・。
            ムッシュウ、お体をお大事になさってください。」


            ブランカは月龍と共にゴルツィネの屋敷を出た。



            その頃、気を失っていたアッシュは目を覚ました。
            まだ視界はぼんやりしている。

            「・・・ここは?」

            自分が車の中にいて、目隠しと手首を縛られていることに気付く。

            「お前は誰だ?」


            アッシュは運転手に聞く。


            「目を覚ましたか・・・。
             安心しろ、私はお前に危害を加えるつもりはない。
             目的地についたら解放してやる。」

            「目的地?」

            「お前をある場所へ連れていくように依頼を受けている。」


            「誰だ?その依頼をした人物は?」


            「依頼者から口止めされているから、言えない。」


            「あんたはそいつの知り合いなのか?」


            「時々仕事の依頼を受ける程度の仲だ。
             彼の報酬はいいからな。」


            (誰なんだそいつは・・・)

            「あんたは俺をタコ坊主に売りつけるつもりなのか?
             それとも俺を食おうとしているのか?」


            「私は金で雇われただけだ、お前に興味はない。
             さぁ、今から出発するぞ。」


            「俺をどこへ連れていくんだ?」


            「いいから黙って乗っていろ。到着する頃には
             お前の目も見えるようになっているだろう。」



            英二はアパートに戻っていた。
            昨夜、アッシュを連れ戻す作戦は失敗してしまった。
            そのことを思い出して後悔していた。


            「アッシュ、ごめんよ・・・助けられなくて・・・」

            (悔しくてたまらない。あともう少しだったのに!)


            「落ち込んでても仕方ないな。
             今度こそアッシュを助けるぞ! 
             よし、明日は朝から部屋の掃除・洗濯をして
             スッキリしよっ!」


            どこまでも前向きな英二であった。

             


            アッシュは移動中、ずっと起きていた。

            (一体俺をどこへ連れていくのか?)

            ずっと緊張したままだった。チャンスがあれば
            攻撃することも考えていた。

            アッシュは目隠しごしに太陽の光を感じた。
            もう夜明けになっているようだ。


            「おい、着いたぞ。お前を解放する。大人しくしていろ。」

            そう言って運転していた男はアッシュの目隠しをとった。
            アッシュの視界はすっきりとしていた。

            窓から外を見渡すと、なじみのある風景が見えた。

            (ここは・・・。もしかして俺を助けてくれたのは・・・)

            運転手はサングラスをかけていたが、よく日焼けした
            異国の男だった。

            「あんた、出身は?」

            「カリブだよ。」

            「・・・・・・・・・・」

            運転手はアッシュを縛っていたヒモをはずし、
            ドアを開けた。

            「車から降りろ。」

            「あんた、もしその男に出会うことがあれば、
             礼を言っておいてくれ。」

            アッシュはそう言って、車から降りた。

            降りた場所は59丁目のアパートメント前だった。


            <続> 次回最終  ※この下にアッシュのつぶやきがあります。



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            お気軽にメッセージもどうぞ。お待ちしております(笑)

            アッシュのつぶやき
            「ブランカ・・・俺を助けてくれたのか・・・」
            続きを読む >>
            | 夢妄想・シリーズ編 | 05:00 | - | trackbacks(0) | - | - |
            もしもアッシュとブランカのAnother Storyがあれば・5
            0

              らぶばなのBANANA DREAMへようこそ!
              今回は英二とシンの作戦が開始されます。どうなるでしょうか??

              妄想のネタは、イラストブック「ANGEL EYES」
                 ▼▼

              5.社交ダンスを踊るアッシュとブランカ(二人共タキシード姿)
              を参考にしました。


              ※以下、夢妄想話です。よければお楽しみ下さい・・・。
              >>欲しい漫画はこちらから!!【全巻読破.COM】

              【もしもアッシュとブランカのAnother Storyがあれば・5】

              パーティーは盛り上がっていた。

              お酒が入り、生演奏でダンスを踊る人達。
              ゴルツィネもほろ酔い気分で嬉しそうにダンスを見ている。


              「ムッシュウはご機嫌ですね。」


              ブランカが月龍に言う。


              「そうだね。あのアッシュをとうとう手に入れたんだからね。」


              「やぁ、楽しんでいるかい?」

              ゴルツィネがシャンパンを片手に持ってやってきた。


              「えぇ ムッシュウ。」


              「こんなに楽しい気分は久しぶりでね。
               ちょっと飲みすぎてしまったよ。」


              「そのようですね。」


              「私はアッシュを後継者として社交界へ連れていくのが夢だった。
               その夢が叶うんだ。」


              「その為に彼を教育してきましたよね。」


              「教育はもちろん、マナー・知識・ダンス・・・あらゆるものを
               教えてきた。あれは利口だからすぐ覚えてしまったよ。
               そうだ、ブランカ、アッシュと踊ってみせてくれないか?
               君とアッシュのダンスが見てみたい。」



              「ムッシュウ、実は本日、月龍様と本契約を結びましたので、
               月龍様をガードする必要があります。」


              「いいじゃないか、僕も二人のダンスが見たいよ。」

              月龍が笑って答える。


              「では・・・少しだけ。了解しました。」







              ゴルツィネに呼ばれたアッシュがやってきた。


              「何で俺がお前とダンスなんてしなければいけないんだ。」


              アッシュが嫌そうに答える。


              「まぁいいじゃないか。
               ムッシュウは嬉しくてたまらないんだよ。」


              「気持ち悪いったらありゃしねぇ」


              ブランカがアッシュの手をとって踊りだす。
              そして小さな声でそっとささやく。


              「私は今日、月龍様と正式に契約した。」


              「なに!・・・・今日計約したのか!」


              「ムッシュウとの契約は完了済だ。
               もう私は 奥村英二を狙いはしない。」


              「・・・・・・」


              「言いたいのはそれだけだ。幸運を祈る。」


              そう言ってブランカはダンスを終えた。
              そしてゴルツィネの元に行く。


              「ムッシュウ、いかがでしたか?
               久しぶりのダンスなので緊張しましたよ。」


               





              パーティー会場では、シンと英二が計画を実行しようとしていた。


              「英二、いいか?アッシュを見失うなよ。」


              「分かったよ、シン。」


              シンが仕掛けのスイッチを入れたと同時にテーブルの下から
              大量のスモークが出てきた。


              あっという間に会場が煙に包まれる。シンが威嚇するために銃を
              数発天井に向かって撃った。


              「火事だ!!逃げろ!!」
              「いいやテロだ!!銃声がした!」
              「ここは危険だ!逃げろ!」


              会場の客が我一番に慌てて逃げようとしたため、
              会場内は大混乱になった。


              英二とシンはアッシュの傍にいたゴルツィネと側近を銃で脅す。

              「動くな!動くと撃つ!」


              アッシュは英二の姿が見えなかったが、声ですぐに分かった。

              「英二!」
              (どうしてここへ・・・)


              だがゴルツィネが一瞬の隙をついて
              胸元から銃を取り出し、アッシュの頭に突き付けた。


              「こいつがどうなってもいいのか?」


              「アッシュ!!」


              シンも英二も冷や汗が出た。ゴルツィネはアッシュを
              奪われるくらいならアッシュを自分の手で殺すつもりだ。


              アッシュは自分の命よりも
              何とかゴルツィネを油断させて英二とシンをこの場から
              逃がす方法を考えていた。


              「お父さん・・・」

              アッシュの言葉にゴルツィネが反応した。


              「お父さん・・・息子を殺すつもりですか?」


              初めてアッシュに「お父さん」と呼ばれてゴルツィネが驚く。


              「ほう・・・お前に「お父さん」と呼ばれるのは
               こんなに気分がいいものだとは 知らなかったよ。」

              そういってニヤリと笑った瞬間、ゴルツィネに隙ができた。


              その瞬間、アッシュは思い切りゴルツィネに体当たりをした。
              ゴルツィネは体勢を崩し、銃を落としてしまった。


              「英二、シン、逃げろ!」

              アッシュが叫ぶ。


              シンは英二の手を取り、ひっぱる。

              「英二、今回はひきあげよう。」


              「でもアッシュが!!」


              「アッシュの気持ちを考えろよ!今回の作戦は失敗だ。」


              「アッシュ・・・!僕は必ず君を助ける!自由にするから!
               だから待っていてくれ!」


              英二はアッシュを残したくなかったが、
              精一杯の気持ちを伝えてその場から逃げた。


              「アッシュ、貴様・・・」

              ゴルツィネが怒りをにじませて立ち上がる。
              そして思い切りアッシュを殴った。


              弱っているアッシュは倒れこむ。
              慌てて側近が止めにかかる。


              「だんな様、坊ちゃまはもう意識を失っています。」


              「うるさい!放っておけ!」


              興奮していたゴルツィネは、まだ怒りがおさまらない。


              だがアッシュを殴るゴルツィネを止めに入ったはずの
              側近が崩れ落ちて、ゴルツィネの背中にもたれかかった。


              「・・・?」


              不思議に思ったゴルツィネが後ろを振り返った瞬間、
              煙でよく見えなかったが、背後に仮面をかぶった
              大きな人影がうつった。


              「うっ・・・」


              首の急所を突かれたゴルツィネは意識を失った。


              「ムッシュウ、申し訳ございません。
               しばらくの間お休みください。」

              <続> ※この下にアッシュのつぶやきがあります。


              もし楽しんで頂いたのなら、下の拍手ボタンを押していただけると
              更新の励みになるので嬉しいです。メッセージも入れてもらえると
              もっと嬉しいです(笑)
               

              アッシュのつぶやき
              「英二、シン、逃げきってくれ!英二、無事でいてくれ・・・」
              | 夢妄想・シリーズ編 | 05:00 | - | trackbacks(0) | - | - |
              もしもアッシュとブランカのAnother Storyがあれば・4
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                BANANA DREAMへようこそ・・・!

                アッシュがゴルツィネの元から逃げる最後のチャンスがやって
                きました。また、英二が何かを計画しています。今回はどうなる
                のでしょうか?


                本日の夢妄想話のネタは、
                Angel eyes―吉田秋生イラストブックBANANA FISHの中にある、
                     ▼▼   

                3.謎の男(ブランカ?)の胸に顔を引き寄せられる上半身裸のアッシュ
                  (アッシュは無表情。何があったのか気になる・・・)


                4.タキシード姿でベッドに座るアッシュと彼に靴をはかせるブランカ
                  (不機嫌そうなアッシュのご機嫌をとるブランカ・・・)

                のイラストと、

                原作の13・14巻
                をベースに妄想致しました。
                   ▼▼   ▼▼


                ※以下、夢妄想話です。お楽しみ下さい・・・。
                >>人気コミックを全巻セット





                【もしもアッシュとブランカのAnother Storyがあれば・4】

                ゴルツィネの養子にさせられたアッシュのお披露目パーティーが
                今晩ホテルで開かれる。

                ヨーロッパの社交界デビューの前に、アッシュをパーティーに
                慣れさせておきたいというゴルツィネの狙いもあった。


                アッシュは、非常に不機嫌だった。

                食事をとれず、点滴と水だけで栄養をとっているので 体が弱っているのに
                ゴルツィネに一時的に目が見えなくなる薬を投与されたからだ。


                まともに歩けないアッシュは車椅子でパーティーに参加することに
                なっている。



                ブランカがアッシュの部屋を訪れた。アッシュはタキシードを着ず、
                上半身裸のままだった。


                「アッシュ、まだ着替えていないのか?パーティーに遅れるぞ。」


                「・・・パーティーなんてクソくらえだ。」


                冷めた目をしてアッシュが言う。
                視界がぼやけてイライラしているのが伝わる。


                ブランカはベッドに座っているアッシュの頭を自分の胸に引き寄せた。


                「アッシュ、そんな事を言ってどうする。
                 これはラストチャンスだと言ったはずだ。」


                「・・・・・・」


                アッシュがタキシードに着替えるのを手伝ったブランカは
                一時的に視力が見えなくなったアッシュに靴を履かせた。


                「アッシュ、逃げるなら今日しかない。」


                「あぁ分かっている。」


                「残念だが私には何もできない。今はお前の様子を見に来ただけだ。
                 私は月龍氏とパーティーに出席するから お前の事までかまっては
                 いられないんだ。お前一人で何とかしろ。」


                「何とかしろって・・・目が見えないのに?」


                「甘えるなよ。まだ爪と牙はしっかりしているだろ?」


                そう言ってブランカは部屋を出た。

                 


                パーティー会場のホテルでは、英二がこっそりアルバイトの
                ボーイとして潜りこんでいた。

                英二は、シンから月龍がこのパーティーに出席する事を聞い
                ていた。仲間には内緒でひとりでこのホテルに来ていた。


                (アッシュに会えるかもしれない・・・)


                英二はわずかな可能性に期待していた。

                そんな英二にボーイの格好をしたシンが声をかける。


                「よっ!英二!」


                「シン?何その格好?」


                「俺、バイト始めたんだ。似合うだろ?」


                「シンがバイト?本当に?」


                「本当は アッシュがこのパーティーに出席すると
                 若様から聞いたから来たんだよ。
                 それにお前も来ると思ったからな。」


                「ありがとう、シン。心強いよ。」


                「俺はこの間、別のパーティーでアッシュを見たんだ。
                 近くまで行って見たから間違いないぜ。
                 でもアッシュ・・・何か変だった。」


                「何が変なの?」


                「俺、手を振ったり目でサインを送ったりしたのに
                 全く反応がないんだ。無視してるというより・・・
                 目が見えてないようだった。」


                「えっ!目が?」


                「たぶん一時的に薬を飲まされたんだな。
                 うちの若様なら簡単に作れちゃうよ。」


                「そんな・・・アッシュにそんな事するだなんて、
                 絶対に許さない!アッシュを自由にしてやらないと!」


                「落ち着け、英二。とにかく今は俺とお前の二人しか
                 いないんだ。
                 まずはアッシュがいるか確認しよう。」





                「ムッシュウ、お支度ができました。」


                側近がアッシュを連れてくる。
                アッシュは車いすに座った状態で連れてこられた。



                「薬は与えているだろうな。」

                「はい。」

                「では、パーティー会場へむかおう。」


                パーティー会場は盛況だった。

                大物政治家・財界人・有名芸能人が大勢参加している。


                ゴルツィネはアッシュを主賓に紹介してまわる。

                アッシュは表面上は従順に従いながらも
                何とかこの場から逃げる方法を考えていた。


                その時月龍とブランカが会場にやってきた。


                「やぁアッシュ、具合はどう?」
                月龍がアッシュに話しかける。


                「・・・・・月龍か?」

                しばらくしてからアッシュは答えた。


                「この薬の効き目は確かだな。」


                「ムッシュウから依頼をうけてね。
                 しばらくすると見えるようになるから
                 安心していいよ。」


                月龍はゴルツィネの元へ挨拶をしに行く。
                ブランカも月龍の後に続いた。


                「若様、アッシュに与えられた薬は
                 どういったものですか?」


                「一時的に視力を奪う薬さ。」


                「その薬はどれくらいの間、
                 効果があるのですか?」


                「そうだね、半日くらいかな」


                「そうですか・・・」



                パーティー会場ではシンがアッシュを発見した。
                目でサインを送ってみるがアッシュの反応はない。


                「やっぱり薬を飲まされているんだな・・・」


                シンが英二の元にやってくる。


                「英二、アッシュが来ているぞ」


                「え、本当?どこ?」


                「ほら・・・あそこだ。」


                「本当だ!でも・・・ゴルツィネと月龍がいる。」


                「英二、あいつらに絶対に見つからないようにしろよ。」


                「あぁ。」


                「チャンスがあればアッシュを連れだそうと思うんだ。」


                「え、どうやって?」


                「英二、お前銃を持ってきているか?」


                「うん。もしもの為に持ってきたよ。
                 アレックスに銃の打ち方も教えてもらったんだ。」


                「いいか 英二、俺は宴会テーブルの下に仕掛けをしてきた。」


                「どんな仕掛け?」


                「このスイッチを入れると一斉に大量のスモークがでるんだ。
                 きっと大騒ぎになるぜ。その隙にヤツらを銃で脅して
                 アッシュを連れだすんだ。会場の裏には車を用意してある。」


                「うん、僕、やってみるよ。」


                「決まりだな。」


                <続>  ※この下にシンのつぶやきがあります。


                 



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                昨日はたくさんの拍手をいただきました。ありがとうございます。

                シンのつぶやき
                「必ずアッシュを取り戻すぜ!」
                | 夢妄想・シリーズ編 | 04:33 | - | trackbacks(0) | - | - |
                もしもアッシュとブランカのAnother Storyがあれば・2
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                  らぶばなです。BANANA DREAMへようこそ!

                  新しいシリーズでは、アッシュの元師匠ブランカの兄貴っぷりに注目です。
                  原作でも彼はアッシュに色々と説教(!?)していましたね。

                  個人的に印象が強いのは、17巻で英二が撃たれた時、ブランカが
                  アッシュに言った言葉です。バナナファンの方、すぐ分かりますよね!?
                  分からない方は今すぐチェックしましょう。 (笑)
                      ▼▼
                   

                  私は英二が撃たれたシーンを読むと、アッシュが何度も「英二!!」
                  「英二−!」と叫ぶところばかり見てしまいますが・・・。
                  (病院へアッシュを連れて行ってあげて!変装でも偽名でも使って!)

                  ・・・つい話が脱線してしまいました。
                  ブランカのナイスな発言が心に突き刺さります。

                  ※以下、夢妄想話です。 お楽しみ下さい・・・。
                  >>欲しい漫画はこちらから!!【全巻読破.COM】





                  【もしもアッシュとブランカのAnother Storyがあれば・2】


                  「・・・そういう訳でして、しばらくムッシュウのところにいます。
                   ご理解いただき、ありがとうございます。」


                  ブランカは月龍との電話を切った。


                  「月龍殿は何と?」
                  ゴルツィネがブランカにたずねる。


                  「アッシュのことを心配していました。しばらくこちらに滞在することも
                   了承して下さいました。」


                  「そうか、それはよかった。」


                  「それで、アッシュの様子はどうですか?」


                  「君の予想通り、アッシュは反抗して言う事を聞かなくてな・・・。
                   困ったものだよ。まだまだ帝王教育をさせねばいかんのに。」


                  「そうですか・・・少し彼の様子を見てもいいですか?」


                  「あぁ構わないよ。」


                  ブランカはアッシュの元に向かった。

                   

                  アッシュのいる部屋に着いたブランカはドアをノックをした。
                  だが、返事はない。


                  「入るぞ」そう言って部屋に入る。


                  このうえなく不機嫌な様子のアッシュと目があった。

                  「何だよあんた・・・何の用だ!」


                  アッシュの声は怒りを含んでいた。

                  「お前の様子を見に来ただけだ。」


                  「とっととカリブに帰れよ。」


                  「何をそんなに怒っているんだ。お前も納得して
                   帰ってきたのだろう?」


                  「何が納得だ、タコ親父に脅迫されたからだよ!
                   タコ親父とグルのあんたにそんなこと言われたくないね!」


                  「・・・英二の事が心配かい?」


                  『英二』という言葉にアッシュの体がピクリと反応することを
                  ブランカは見逃さなかった。


                  「俺にはもう・・・関係ないことだ。」


                  さっきまで嫌味を言っていたのに、アッシュは急に大人しくなった。


                  「英二はお前の仲間に支えられて、ちゃんと過ごしているよ。」

                  (だから、安心しろ)


                  「・・・・・・」


                  アッシュは何も答えなったが、ブランカには彼が少し安心したように見えた。




                  その頃、59丁目のアパートメントでは 英二がアッシュの帰りをずっと待っていた。

                  だが、アッシュが自らの意思でゴルツィネの元へ帰ったと 英二は月龍から聞かされたのだ。


                  しかし英二は月龍がウソをついていると確信していた。
                  自らの意思ではなく、何か理由があるに違いない。


                  「アッシュ、本当に戻ってこないのかな・・・」

                  ベッドに寝そべっていた英二は、彼の愛用していた銃を手にした。


                  アッシュのいない寝室はとても広くて寂しい。
                  アッシュがいないこの部屋に自分がいる意味なんてない気がする。


                  「ゴルツィネの元からアッシュを取り戻すぞ!
                   まずはアレックスに銃の使い方を教えてもらおう。」


                  英二は密かにあることを決意していた。

                  <続> ※この下に英二のつぶやきがあります。



                  もし楽しんで頂いたのなら、下の拍手ボタンを押していただけると
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                  皆さまとのコミュニケーションを大事にしたいと思う管理人らぶばなに愛の一言メッセージをお願いします。



                  英二のつぶやき
                  「アッシュ、絶対に助けるから・・・!
                   僕を信じて待っていてくれ・・・。」

                  | 夢妄想・シリーズ編 | 04:30 | - | trackbacks(0) | - | - |
                  もしもアッシュとブランカのAnother Storyがあれば・1
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                    妄想の元ネタはイラストブック「ANGEL EYES」
                       ▼▼

                    イラストブックの後半で、
                    ブランカとアッシュのイラストが6〜7枚描かれています。


                    原作では、ブランカはアッシュの良き師匠、最強教師、兄貴肌・・・
                    といったイメージが強いのですが、

                    このイラストブックでは 「おや?もしかしてブランカってアッシュ
                    のことを・・・!?」と疑いたくなるようなイラストばかりなのです。
                    (しかも枚数が多い・・・)


                    そしてアッシュの苦しそうな表情が続くのもすごく気になります。
                    (あぁ、助けてあげたい・・・)
                    例えば以下のイラストです。


                    ANGEL EYESをお持ちの方は開いてチェックしてみて下さい。
                    お持ちでない方はぜひゲットして下さい(笑)
                     ▼▼
                    Angel eyes―吉田秋生イラストブックBANANA FISH


                    1.天蓋付ベッドで眠るアッシュに忍びよる怪しいマント男(←ゴル?)
                      (苦しそうな表情のアッシュ・・・しかも手には一輪の薔薇・・・)


                    2.軍服のブランカと貴公子の様な服装のアッシュ
                      (まるで王子様のようなアッシュ!でも切なくて儚げな表情・・・)


                    3.謎の男(ブランカ?)の胸に顔を引き寄せられる上半身裸のアッシュ
                      (アッシュは無表情。何があったのか気になる・・・)


                    4.タキシード姿でベッドに座るアッシュと彼に靴をはかせるブランカ
                      (不機嫌そうなアッシュのご機嫌をとるブランカ・・・)


                    5.社交ダンスを踊るアッシュとブランカ
                      (二人共タキシード姿)


                    6.仮面の男(←ブランカ?)にお姫様だっこされるアッシュ
                      (アッシュは意識を失っています・・・。)


                    7.意識のないアッシュを抱きかかえ、首筋にキス(!?)するブランカ  
                      (このイラストが一番疑問だ・・・)


                    これらのイラストを元にストーリーを妄想しました。


                    原作バナナフィッシュ13〜14巻で、英二の命と引き換えにアッシュが
                    ゴルツィネの元へ帰って拒食症になるあの時期がこれらのイラストの
                    イメージに当てはまるのではないでしょうか。
                       ▼▼   ▼▼

                    13・14巻を参考にしています。そういえばそんなシーンあったな、と
                    思われる方もいると思います・・・。


                    ※以下、夢妄想話です。
                    >> 漫画・コミック・DVDの大人買い




                    【もしもアッシュとブランカのAnother Storyがあれば・1】


                    その日、月龍の元にいたブランカに連絡が入った。
                    ゴルツィネの元から逃走中のアッシュを捕えたらしい。


                    「若様、申し訳ございません。私はムッシュウの元に伺わねば
                     ならない用事ができました。契約の話はまた後日に。」


                    「残念だね。でも僕は諦めないよ。」


                    「それでは失礼します。」


                    ブランカはゴルツィネ邸に向かった。
                    アッシュは天蓋付きベッドの上に寝かされていた。
                    睡眠薬を飲まされたようで、意識がない。



                    ゴルツィネはご機嫌だった。
                    上等のワインを口に含み、眠っているアッシュを満足気に
                    見つめる。


                    「ようやく私は魔性の獣を手に入れたよ。」


                    そう言って、花瓶から薔薇を一輪とりだして
                    眠るアッシュの胸元に置いた。


                    「ムッシュウ、アッシュをどうやって調教するのですか?
                     こいつは以前のようにムッシュウの元から逃亡する恐れが
                     あるのではないですか?」


                    「その必要はない。ワシはこいつの弱みを握っているからな・・・。」


                    「あの日本人の少年ですか?」


                    「そうだ。」
                     
                    「何と言って脅したのですか?」


                    「君に再契約を頼むつもりだと。この家から逃げ出したとしても。」


                    「ですがムッシュウ、先日お話したように私は月龍様と契約を結ぶ
                     予定です。」


                    「今はまだ正式には決まっていないのだろう?
                     君が月龍殿と契約したとしても、アッシュには黙っておけばいい。」


                    「・・・・・。」
                    アッシュは完全にゴルツィネに捕えられた。


                    ブランカはアッシュがどれほど英二を想っているのか知っていた。
                    「英二を殺さないでくれ」と言うチャンスを得るためにかつての
                    師匠に勝負を申し込んだ。


                    ブランカの胸が痛んだ。
                    (私はNYに来るべきではなかった・・・)


                    ブランカにとって、アッシュは唯一の教え子であり、自分と同じ孤独や
                    悲しみを味わっている非常に気がかりな存在であった。


                    自分が教え子を追い込んだとはいえ、罪悪感とゴルツィネへのわずかな怒りを感じた。


                    ブランカはゴルツィネに提案した。
                    「ムッシュウ、私はアッシュの性格をよくわかっています。
                     素直にあなたの言うことを聞いたりはしないでしょう。
                     私と月龍様との本契約まであと数日あります。
                     その間、私はアッシュのそばにいてもよろしいでしょうか?
                     何か良いアドバイスができるかもしれません。」


                    「そうだな・・・君に限って私情に流されることはないだろう・・・。
                     師匠の君がいると心強い。」



                    ゴルツィネは快諾した。


                    <続>  ※ゴルツィネのつぶやきがこの下にあります。





                    新シリーズを開始しました。ブランカとアッシュの子弟愛(!?)話をお楽しみ下さい・・・。英二も出てきますのでご安心下さい(笑)。
                    もし楽しんで頂いたのなら、下の拍手ボタンを押していただけると励みになるので嬉しいです。一言メッセージもどうぞ★


                    ゴルツィネのつぶやき
                    「とうとうアッシュを手に入れた・・・
                     あれを手放すわけにはいかん・・・」
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                    | 夢妄想・シリーズ編 | 06:00 | - | trackbacks(0) | - | - |
                    もしもアッシュと英二の体が入れ替わったら・8
                    0


                      らぶばなです。BANANA DREAMへようこそ!

                      前回、体が入れ替わってしまった二人は、お互いに離れられない存在だと確信しますが・・・。さてどうなるのでしょうか?

                      今回はバナナフィッシュ11・12巻より、アッシュの名ゼリフを一部参考にさせてもらいました。
                      すぐにピンとくるはず・・・!?
                         ▼▼     ▼▼


                      ※以下、夢妄想話です。お許しください・・・。
                      >> BANANA FISH REBIRTHオフィシャルガイドブック


                      【もしもアッシュと英二の体が入れ替わったら・8(最終回)】


                      窓から差し込む太陽の光がまぶしくて、アッシュと英二は目が覚めた。

                      つい先ほどまで二人はニュージャージー・サイドにいたはずなのに、
                      気が付くと 自分たちが暮らす部屋の寝室にいた。


                      二人は昨夜、とても長い長い夢をみていたのだ。
                      思わず お互いの顔と自分の体を確認したが、
                      当然ながら体は元に戻っている。


                      「アッシュ、ニュージャージー・サイドの夢をみた?」

                      「あぁ・・・あれは夢か?お前と体が入れ替わって・・・
                       俺はお前に心を助けられた・・・。」


                      夢の中でおきた事があまりにもリアルに感じられて、
                      アッシュの中で様々な想いや感情があふれてきた。

                      アッシュの目から自然と涙がこぼれてとまらない。
                      それを見た英二の目からも涙がこぼれる。


                      英二がそっとぶつやいた。
                      「僕にとっては悲しくて、切なくて、でも温かい夢だったな・・・」


                      「あぁ、もうこれ以上ないくらい幸せな夢だったぜ・・・」


                      涙を流しながら、クスクスとお互いに笑いあった。


                      「オニイチャン、せっかく体が大きくなったのに
                       元に戻って残念だったな。」


                      「アッシュ・・・!(怒)」
                      英二は ほんの一瞬だけ怒ったが、すぐニコリと笑う。


                      「僕はどっちでもよかったよ。君の近くにいられるのならね。」


                      アッシュが英二の目を見ていう。
                      「夢で俺が言ったこと、あれはすべて本心だぜ。」


                      アッシュの素直な答えに英二は耳を疑った。
                      嬉しくて、つい調子にのってしまう。

                      「なんか気分いいなー。
                       ねぇ アッシュ、夢で言ってくれた事をもう1回言ってくれない?」


                      アッシュは我にかえった。
                      「じょーだんじゃねぇ!」


                      「何で?いいじゃないか減るもんじゃないし。」


                      「いい加減にしろ、お前、ゲイか!?」


                      「アッシュのケチー!」


                      「・・・ほら、朝メシにするぞ!」


                      「うん、僕がつくるよ。アッシュはコーヒーを入れてね」



                      こうして更に絆を深めた二人は、幸せな日常へ戻っていった。



                      <完>  ※この下におまけの文章が有ります。

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                      <おまけの文章>

                      その日の午後、英二は洗面室にいた。


                      背の低い自分では手の届かない戸棚の上段を睨みつける。


                      「あやしい・・・絶対にあやしい・・・」


                      今、アッシュは書斎でコーヒーを飲んでいる。
                      当分こちらには来ない。今がアッシュの秘密を暴くチャンスだ。


                      お隣さんからかりてきた脚立によじのぼった英二は戸棚をあけ、
                      棚の上段に手を伸ばした。


                      何か固いものに手が触れた。

                      「おっ!何かあるぞ!」

                      英二はその何かを取り出した。


                      「これは・・・!」


                      英二が取り出したものは愛読している漫画、
                      「少年サンデー」の新作だった。


                      (アッシュ、わざわざ買ってきてくれたんだ。
                       でもどうしてここへ・・・!?)


                      英二は不思議に思った。


                      アッシュは銃の置き場をとっくに変えていた。
                      そして銃の代わりに、ささやかな御礼として
                      買ってきた少年サンデーを置いたのだ。


                      一方、書斎にいるアッシュは、コーヒーを飲みながら ニヤリと笑った。

                      「オニイチャン、残念だったネ・・・。」


                      <完> ※この下にあとがきがあります。 



                      お読みいただき、ありがとうございました。
                      このシリーズでは、ふざけたギャグ話のままで終わらすはずが、
                      壮絶な人生を生きてきたアッシュのシリアスな部分に触れた為に
                      どう終わらせていいか迷ってしまいました・・・。

                      英二にアッシュを精神的に救ってもらいたくて、愛情をたっぷりと
                      注いでもらいました。
                      もし楽しんで頂いたのなら、下の拍手ボタンを押していただけると
                      更新の励みになるので嬉しいです。一言メッセージも送れるので
                      ご感想をいただけたら・・・と思います。

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