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BANANA DREAM

少女漫画BANANAFISHの二次創作ブログです。アッシュと英二の幸せな日常話を中心に、バナナフィッシュのキャラクター達とのギャグ・パロディ創作小説を掲載しています。
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<< 喧嘩(シリアス) | main | もしもアパートに妖精が現れたら・2 >>
もしも妖精がアパートに現れたら・1
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     ある日の深夜、59丁目のアパートメントに妖精が現れた。
     妖精と言っても、人間をそのまま小さくしたような形をしていて、
    特別な能力があるわけでもなかった。

     この妖精には変わった趣味があった。人間に憧れているこの
    妖精は、人間の生活を覗き見し、あれこれ探索する癖がある。

     人間に見つかると大変なことになるので、主に人間が寝静まった
    真夜中に出没するのだ。

     彼は、今晩探索する部屋を決めていた。


    「よーし、今日はこの部屋にしよう!広い部屋だな。
     きっとお金持ちが住んでるに違いないや」


     この部屋の住民は金髪の少年と黒髪の少年の二人だった。
     二人ともぐっすり眠っている。


    「友達同士かな?2人だけで暮らすだなんて、
     よっぽど仲良しなんだな」
     妖精はベッドによじのぼった。


    「よいしょっと……おや? 」

     そこには、黒髪の少年がすやすやと眠っていた。


    「わ!この子は可愛い顔をしてるな。髪もツヤツヤしてるし。
     もうちょっと近づいてじっくり顔を見てみよう……」

     妖精は英二の肩によじ登った。そして英二の顔を見おろした。


    「肌がモチモチしているよ。触ってみたいな……
     よし、顔まで行ってみよう」

     トタトタと肩から首へ走り、英二の髪をロープ代わりにして
    英二のほっぺたに妖精が乗った。


    「アハハ……気持ちいい! 」

     トランポリンのような感触に妖精は思わずジャンプする。
     妖精のジャンプがくすぐったくて、英二は思わずくしゃみを
    した。


    「……ハックシュン! 」


     英二のくしゃみの勢いで妖精は飛ばされた。

    「うわーっ! 」

     妖精は台風のような突風を体に受けた。そして隣のベッドに
    転がって落ちた。


    「いてて……腰を強打したよ……」
     腰に手をあてながら妖精はベッドの上を見上げた。そこには
    美しい金髪の少年が静かに寝息をたてていた。

    「すごく綺麗な金髪の少年がいる!モデルみたいだ! 」
     妖精はアッシュの美貌に興奮した。


    「この子の顔をもっとじっくり見たいな」

     妖精は英二の時と同じくアッシュの肩までよじのぼった。

     そして肩から首へと移動したその瞬間……

     目の前に大きな壁のような手のひらが現れて、妖精に激突した。
     まるで虫でも叩くかのように、アッシュは妖精を手で思い切り叩いた。


    「キャ―ッ!!」
     妖精は弾き飛ばされて床に落ちた。

     寝ぼけているアッシュがつぶやく。
    「かゆいッ! 虫か? 英二、窓を閉めてくれ……」
     そう言ってアッシュは再び眠ってしまった。


     妖精は薄っぺらい紙のように潰されてしまったが、何とかこの
    部屋を脱出することができた。


    「怖かった……魅力的な二人だったけど、この部屋は危ないぞ。
     仲間に伝えなきゃ……」


     命からがら逃げてきた妖精によって、このアパートは妖精界の
    「訪問不適合ブラックリスト」に加えられたのであった。


    <続>


    らぶばなです。今日は「もしも編」で妖精の視点でのお話を創作
    しました。2話完結の予定です。

    もし私が小さくなって、アッシュと英二を見たらどんな感じだろう?
    という妄想から作りました。

    次回は中年妖精が出てきます。危険な予感がします……

    もしお楽しみいただけたら、拍手ボタン・又は拍手ボタンからの
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    | 夢妄想・もしも編 | 07:20 | - | trackbacks(0) | - | - |
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